以前こんな記事を書きました。
『「はじき」教育の弊害』
それに関連して、今回、新たに動画を作りました。
一昔前は、はじき解法の弊害を主張する方がどちらかというとマイノリティで、叩かれることが多かったと思いますが、最近はネット上でたくさんの人が声を上げ、形成逆転してきたように思います。
で、そんな中、最近こんな動画を見ました。
この先生は、代々木ゼミナールの化学の有名講師、亀田和久先生という方ですが、なんと、はじきが世界最悪のやり方だーと授業で熱弁されているではありませんか。
なぜ大学受験予備校の、しかも化学の先生が、小学生の算数授業で習ったであろう『はじき』が世界最悪のやり方だという話を、授業でわざわざしてるのか。
それは、化学の物質量計算の授業に大きく影響してくるからです。
化学の計算問題が苦手で解けない、となっている生徒が高校生や浪人生の中に少なからずいて、その原因、諸悪の根源が、どうやら小学生のときに習った、はじきとかいう変なやり方のせいじゃないか、それをeraseすることから始めないと、いつまでたっても化学の計算問題が解けるようにならない…そういった判断で、授業で取り上げてらっしゃるのだと思います。
小学生で速さが苦手なんです、っていう生徒は、なんと6年後まったく同じ原因で化学ができないと嘆くことになっているという構図ですね。意外と人って、成長しないのかもしれません。
いつも申し上げていますが、暗記によるパターンマッチ学習をしていては、中学受験で困るだけでなく、その後、大学受験でもほぼ同じ理由で困ることになる可能性が高いということです。ですから、悪いことは言いませんから、今のうちに改善を試みるようにしましょう。
緊急事態宣言が延長されるかもしれませんね。
今年も受験生は、余分に与えられた時間をどう使うのかを試される一年になりますね。引き続き、がんばりましょう!
make sense!
■■算数ソムリエ■■
