前々回の記事で、浜vs馬渕の合格実績の表示戦争について書かせて頂き、大きな反響がありました。(以下記事)
2月現在、その騒動は落ち着きを見せ、両者ともに合格実績を公開しています。
しかし、結果だけを見て受ける印象は、この騒動の過程を正しく知った上で受ける印象とかなり乖離があります。
時系列で、今回の騒動をきちんとまとめておこうと思います。
1月21日 土曜日
浜学園 合格実績 第一報 (しかしこの時点で、東大寺、西大和の合格者数は公開していませんでした。馬渕を牽制していたのでしょう。)
↓
↓各塾続々公開、しかし、馬渕は公表する気配無し
↓上記ブログもこのタイミングで投稿
↓(両者ともはよ公表しなはれという投稿)
↓
1月29日 日曜日(上記ブログ効果あったのかなかったのか、両者ほぼ同時に公表)
浜学園 合格実績 第二報(東大寺101名、西大和179名の合格者数公表)
馬渕教室 合格実績 第一報(しかし!なんと東大寺、西大和の合格者数は非公開!してやられた浜学園!)
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1月30日 月曜日
馬渕教室 合格実績 第二報(東大寺104名、西大和135名の合格者数公表)
浜学園は内部にも非公表という形で、東大寺の合格実績に関して馬渕を上回ろうと必死さを見せましたが、残念ながら駆け引きに負けた感がありますね。
しっかり馬渕は、浜の東大寺実績+3名で公表し、ナンバーワンを謳いました。
この騒動から私が最も主張したいことは
(もう読者の皆様は気付いてらっしゃると思いますが…)
多くの保護者が最も信用を置いている合格実績という数が
どれだけいい加減で胡散臭い眉唾ものであるか
ということです。
こんな不毛な争いに、大手塾がなぜ躍起になるか。
それは
保護者がこの数字を絶対的に信用して塾選びをするから
です。
保護者が、正しく各塾を評価して判断することが出来るようになれば、大手塾がこのような不毛な争いに力を入れることもなくなるのでしょう。
しかし、この合格実績の数字次第で、来年度の入塾者数の増減が顕著に数字として現れるのが現実。だから大手塾は、どんな手を使ってでも合格実績の数を、塾にとって都合が良いように公表しようと躍起になるのです。
じゃあ塾の中身を見て判断するといっても、一体何を見れば良いのか分からないというのもよく分かります。合格者数という分かりやすい指標が判断材料になってしまうのは致し方ないことなのかもしれません。
しかし、いつの世でも、「分かりやすさ」というのは危ういのです。
「分かりやすい情報」に飛びつくことが過ちに繋がる危険性が高いということを、人は歴史から学ぶべきなのですが、なかなか難しいのかもしれません。
このブログをご覧になってる方は、このブログに辿り着いている時点で情報収集力や情報分析力が高い方だと思いますので、そういった皆様だけでも「分かりやすい情報」を鵜呑みにし飛びつくことはせず、波に飲まれない冷静な判断、分析をして頂ければと思っています。
合格実績がすごいからといって、それがイコールSAPIXや浜学園があなたにとって『良い』塾なのか…もちろんその可能性もありますが、そうじゃない可能性も高いわけです。合格実績という情報に汚染されて信者になってしまうことだけは無いよう、注意してください。
make sense!
■■算数ソムリエ■■