102÷25を計算しなさい
これを見て、小学校高学年の生徒であれば誰もが手を動かすことでしょう。
しかし次の瞬間、算数のセンスを感じる子と、そうでない子の差がはっきりします。
102÷25を筆算するんですか?
では算数のセンスを感じる子は、筆算をせず何をするでしょうか。
それは
102×4
です。驚かれる方もいるかもしれませんが、算数に精通している者からすれば、当然の思考なのです。
102×4=408 は、繰り上がりも何もありませんから、暗算で一瞬です。
その後は 408÷100=4.08 これで終わりです。
では、タネ明かしをしていきましょう
(別に手品って程のものでもありませんが…)
102÷25を見たとき、まず注目すべきは25です。
数それぞれにも性格があり、個性があります。25という数の特徴は…あぁ、4倍すればちょうど100になる数だ、と数の嗅覚を働かせます。
3÷1=3
ですが
6÷2も答えは3
9÷3も答えは3
つまり、割られる数と割る数に同じ数をかけても答えが変わらないのは、自明の理
ですから
102÷25
と
408÷100
の答えは同じだなと考えます。
100で割るということは、小数点を2つずらすだけですから、102÷25=4.08 だと、簡単に暗算できてしまうのです。
「筆算しても答えが出たらそれで良いじゃん」
こういう意見が多いのもよく分かりますし、それでもそれなりのレベルまでやっていけるのは間違いありません。
ただ、何も考えず闇雲な作業としてばかり算数を捉えていても、いつまでたっても距離は縮まらず、親近感も湧かず、より出来るようにもなりません。それぞれの数の性格や特徴を知り仲良くなり、そこから応用させていき方を試行錯誤していくことがとても大切だと思います。人間関係と同じですね。
では、今日はこの辺で
◼︎◼︎算数ソムリエ◼︎◼︎