類問って?-その②- | 算数ソムリエブログ-中学受験突破のために-

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中学受験にまつわるココだけの話

随分と間隔が空いてしまいました。
個別指導や教材作成の仕事が一気に増え、ブログ記事を書く優先順位がどうしても下がってしまったことも一因としてあるのですが、実は一度書いた記事が完全に消滅してしまい、書く気が失せてしまっていたのも大きな理由の一つです(笑)
それにしてもこの時期は、小6受験生の多くが成績に不安を感じ、個別指導の需要が一気に高まるものですね…


さて、今回は前回に引き続き「類問演習の重要性」について述べていきたいと思いますが、前回記事の分類でいう

③見た目は違うが、アプローチは全く同じ

に属する問題を、灘中算数の過去問を題材に取り上げていきたいと思います。

まずはこちらの問題をご覧ください。平成10年灘中算数一日目入試13番の問題です。



私個人的には、かなりの名作級の良問と思っています。この一問から、多くのことを学ぶことができます。

では次に、平成22年灘中一日目入試10番の問題をご覧ください。



算数に精通していない人が見れば一見何の関連性も無いように見えるかもしれませんが、実はこの2問には深~い関連性があります。詳しい解説はここでは避けますが、この2つの問題には3つの同じテーマ・ポイントが潜んでいるのです。それは、

・等長条件
・回転
・合同


の3つです。

このように一見見た目の違う問題の間にも、同じアプローチ、同じテクニックを使うということがあって、その関連性に触れることを楽しみながら過去問に取り組んでいくことが非常に重要になってくるのです。

「この問題とこの問題は見た目は全然違うけど、同じ考え方・テクニックを使うんだなぁ!」

このように思えるようになってくればしめたもので、算数力は自然と高いレベルへと誘われるでしょう。

よく「灘中算数は過去問が大事」といいますが、ただ解いているだけ、ただ多くの問題にあたるだけ、では効果を生み出すことはできません。

上記に挙げたような、各問題に繋がる隠された関連性に意識をおいて取り組むことで、効率的に算数のレベルをもう一ランク高いレベルまで持ち上げることができるのです。

では次回は、東大寺学園中算数の過去問を題材に、実際に③に属する問題を作ってみましょう。

今回はここまで、おしまい。


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