東京での展示を見逃して、
箱根のポーラ美術館で2日まで開催の
ルドン展「ルドン ひらかれた夢」へ
ひとり弾丸ツアーで行っていきました。
行きは高速バス、帰りはロマンスカーで。
ちょっとした旅気分です。
ポーラ美術館入口。
紅葉もきれいでした。

ルドンといえば、
「見るということは、おのずから物事の関係をつかみとることなのだ」と語り、
目玉がしばしば登場します。
初期は白黒のリトグラフで、
幻想的な世界を描いていました。
観る者が自由に空想を広げればよい、との考えの通り、
絵を前に、わたしも立ち止まっては、想像を広げ・・・
その繰り返しでした。
画家、カミーユ・コローはルドンに
「不確かなもののそばに確かなものを置いてみるとよい」
という助言をしました。
実際の風景と想像上のモチーフを隣り合わせにおくと、
空想が現実味を帯びるからです。

ルドン「私自身に」より
「神秘の感覚、それはあいまいさの中にある」
やがてルドンは60才の頃からは、
花瓶にいけた花を描くようになりました。

「日本風の花瓶」ルドン 1908年
初期のモノトーンの作品より、さらに
色彩豊かな想像力をかき立てられるようで、
ソファーに座って、しばし眺めておりました。
数々の幻想的な絵から
植物や自然や人間の神秘性や
自分自身の神性に気付かされる・・・
幻想の中から、きらめく真実が垣間見れたような、
何かとてもクリアになった氣持ちになれた
ルドン展でした。

一日の短い旅。
今度は泊りで出かけたいな。
短いながらも充実した一日でした。
ルドンが人生の後半にインスピレーションを得たのが
お花であったことにも胸が震えました。
わたしも最後まで、お花を追い求めていきたいです。
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