しょぼ太が消息を絶つ半年くらい前から,わたしはチャトランかもしれない猫の
餌やりをしていました。
その経過は,
第11話 チャトランか?
第12話 スーパーの猫
で書きました。
チャトランとは,花の産んだ子猫で消息がわからなくなった子猫です。
消息不明の数ヵ月後,スーパーで出会った猫をチャトランかと
おもって,ごはんをあげたのがきっかけで,
私は,餌やりに約半年通い続けたのです。
結果的にチャトランではなかったので,その猫を「チャト」と名前をつけました。
チャトは,いつも夕方 私が来るのを待っていました。
私をみつけると,スーパーの裏の暗がりからにゃーにゃーと鳴きながら
出てきました。そして,走り寄ってきて,体をすりすりしました。
ごはんをあげると,待ってましたとばかりに,パクパク食べるのです。
そんなチャトがかわいくて,私は毎日通いました。
秋から冬。
極寒の雪降る日も,チャトのために出かけました。
チャトも待っていました。
そんな日々でしたが,
なんと,ある日,
チャトが,スーパーの店員さんにごはんをもらっているところに
遭遇しました![]()
その女性店員さんが,猫好きであることは,その様子をみれば
ひとめでわかりました。
店員さんは,その次の日もチャトに,ごはんをあげていました。
次の日も,
その次の日も
ときには,男性店員のときもありました。
チャトはスーパーの一部の猫好きの人からごはんを
もらうようになっていたのです。
チャトは,別の名前で呼ばれていました。
私は,安心しました。
厳しい冬をこしていくために,たくさんの人がかかわってくれるのは
うれしいことでした。
優しい店員さんたちのかかわりもあって,冬をこし,春のなったのでした。
ところが,冬を越え,しょぼ太がいなくなったと同じころ,
チャトもいなくなりました。
スーパーに行っても,姿はありませんでした。
暖かくなって,テリトリーが変わったのかな・・・・・
そんなことをおもいました。
強い猫に追い出されたのかな・・・・
そんなこともおもいました。
チャトのことを,いまごろどうしているだろう?
いつも,考えるのでした。
そして,今日おもいがけない話をききました。
続く・・・・・。
