人生とは喪失していくもの
ずっとそう思っていた。
大切なものはすぐになくなり、
私はそこに残されていく
愛しい時間にふと
喪失の匂いがする。
それが悲しくて。
家族で出かけることが悲しい子供。
楽しければ楽しいほどに悲しい。
尊い時間は風のように
一瞬で過ぎ去っていく。
そのことに深く傷ついていた。
子供の頃から私は悲しかった。
これが永遠ではないことが。
喪失することが私は何よりも怖い。
とてもとても怖いのだ。
私にとって人生とは喪失。
それが私の思い込み。
深い所にあった私の思い込み。
それを私は手放す。
人生は増えていくもの。
豊かなものなのかもしれない。
新しいものと出会い、
繁栄していくなんて考えたこともなかった。
そのこと自体が驚き。
失うことばかり考えていて、
失うような行動ばかりとっていた。
それに今まで気づかなかった驚き。