『“背負わない”を選んだ、次の日』



今日は実家に行く日。


別に決まってるわけではないけど、

仕事の予約や家の用事など、

何も入ってない時に、行く。


前日に、

「何かいるものないか、やることないか」を聞いてみるけど、


大抵、

「別にない、何もない」

と言われる。←同居してる弟に


それでも、今までは

「遠慮しなくてもいいのに」

「弟は、人に頼ったり頼んだりするのが苦手だから、気を配らなくちゃ」

と思ってた。


かと言って、買っていく物もないし、用事も頼まれてないから、


一人で悶々、モヤモヤしながら実家への道のりを行く、

そんな感じだった。





こんにちは。

上原小百合 です。

 



お天気のよい日はまだいい。

父と散歩できるから。


父は始めは嫌がるけど、

少しすると動き始める。


寒いし、じっとしてる毎日だから、まぁ仕方ないよね。

散歩がすごくいやなのか?

と言うとそうでもない様子。


歩き始めると、

「今日はこっち上差し(行こ)」

「ここで右差し(曲がる)」

「そこはバツレッド(行かへん)」


自分で今日のコースを決めて、先導してくれる。


すごく寒かった日には、

最短コースで、あっという間に終わりにしてしまった泣き笑い



今の父にとって、

外を歩くことはもちろん、


“自分でコースを決めて”

“それを相手に伝えて”

という部分が大切なんじゃないかなと、私は思ってる。


少し前、よく歩くコースの

建設中だった建物が完成していた。


それに気付いた父が

「お!終わっとるな〜(工事が)」と、言葉を発していた。


脳梗塞後の高次脳機能障害と言われてる父。

言葉を自分から発することはあまりない。


でも、変化に気づいたり、

あれ?と思うこと、

心が動くことがあると伝えたくなるんだろうな、

と私は感じている。



外に出て人に会うことが大好きだった父だけど、

残念ながら家族以外の人に会うことがほとんどなくなってしまった。


せめて、外に出て散歩でも⋯

と思って誘うようになったんだけど、


やっぱり、家の中にずっといるよりも、外に出ると刺激も多くて少しでも心が動くんだよね。


歩きながら、変わってしまった周囲の景色の話なんかもしながら⋯


と、話逸れてしまった💦

父のことになると、書きたいことがいっぱいになる😁




先日のブログに書いたけれど、


私はこれまで、

無意識に先回りしたり、

気を配ったり、

いろいろ背負ってきたんだと思う。



それが、

「優しさ」や「役割」や「当然」のことと思ってた。



でも実は、自分を疲れさせて、

関係を少し重くしてたんかもしれない、とそんな気づきがあった。



これを実感したあと、


実家でもそのとおりにやってみた。


というか、偶然?そうなった泣き笑い




なんの用事もなく、

天気も良くないので、

父の散歩もできない寒い日。


さぁどうしよう?

とにかく、

「“反射の統合ワークだけでもやっとくか〜」


って気持ちで実家に上がった。



リビングには誰もいないあんぐり



掘りごたつの和室⋯電球


父も母もこたつで寝ているアセアセ




しばらくお茶を飲んだりして様子を見ていたけれど、

二人とも一向に起きる気配がない。


少し経って、物音を立てても、

一向に起きる気配なし笑い泣き




一度だけ、母が目を覚ましたけど、

「あー、あんた来てくれたん、ありがと」

と言ってまた寝てしまった笑い泣き




仕方ないよね。


と、

新聞読んだり、雑誌眺めたりしてみたけど、やることがない。



こたつで一人、ぼーっとしながら、

「ほんまになんもしてないけど、

これでええんか?

ほんまに?」

そんなことを考えていた。




それで、仕方なく⋯



私も寝たzzz









だいぶ経って、

相撲が始まったからぼんやり見てたら、

ようやく父が起きた。


「オー(来たか)!」


母も起きたので、用事を聞いても

「ええよ、お父さんの話し相手なっといて」と。



そして、

「来て、話してくれるだけでいいのやで、ほんまに」

と、また言われた。



ホントにそうなんやなぁ、

と思ったし、

それでいいんやとも思った。



そしたらね、すごく気が楽になって飛び出すハート



しばらくぶりに母とたくさん話せた。

父の様子のこと、

弟がほんとによくやってくれてること、

母の体調のこと。



母は、とっても腰が痛いはずなのに、

なぜかこれまでと違って、

すごく穏やかに淡々と話していたし、私も関わりやすかった。




そして、話してるだけで

(母と話しながら父に反射の統合ワークをした)、


いい時間になってしまったから

帰ることにした泣き笑い




母は、

「あリがとう」を何度も言ってくれて、


「時々は外にでなあかんから」と、家の外まで見送ってくれた。



私、なんにもしてない。

ほんとに。


ただ、そこにいただけ。

それだけやった。



でも、母も父も

「あリがとう」と。

何回も。



書いてて、泣けてきた😭



でも、やっぱりこれでいいんやろうなと思う。


余計な荷物も背負わず、

自分の気持ちも気負わず、


ただそのまま関わると、

やっぱり、しあわせな、あたたかい気持ちが沸き起こってくる。



そういうこと。




ーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーー







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