こんにちは!りょうです。
『模倣の殺意』(中町信著)読了しました。
あらすじ(Amazonより)ーーー
七月七日午後七時に服毒死を遂げた新進作家。密室、アリバイ、盗作……様々な要素を絡め、著者が自信を持って仕掛ける超絶のトリック。記念すべきデビュー長編の改稿決定版!
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これは関東女子会の時にみんなで本屋に行って語り合っていた時(本好きにとって最高に楽しい時間!)、クロスケさんが、これだいぶ前に話題になってた、って教えてくれたんですけど、私は全然知らなかったので、メモしておいて、今回読んだものです。
結果……面白かった〜!
七月七日午後七時に服毒死を遂げた新進作家の坂井さんの件を、真相を探るべく、恋人の秋子さんとルポライターの津久見さんが別々に調査していくんですけど…なんとなく怪しいんです、色々なところが。
そして、途中で本格的に「ん?今なんて書いてあった??」ってなってからがすごく面白いです。
この本、最初の刊行が1973年なんですよ。
これが、十角館より前に書かれたっていうのは、すごいですね!
色々ツッコミどころも多いんですけど、かなり前に書かれたということあるし、まだこんなにミステリが世に溢れている時代でもなかったし、等色々考慮したら私は良いと思いますね。
「(アリバイの証明のために)時計の前で撮った写真がある」と言われた時には、コナンかよ!って突っ込みましたけどね![]()
登場人物の描写が「誰にも少しも共感とか思い入れとかさせないぜ!」ってくらいさらっと書いてあるし、動機がやや弱いので、こういうところが一般の読書好きから嫌われるんだろうなというのはうっすら分かるんですが、「本格ミステリは普通の小説とは別ジャンルなんで!」って言いたくなりますね。
本格ミステリ的にはむしろ(ネタバレになるので反転します)同姓同名の使い方ですよね。フェアを実直に貫くかどうか問題です。
でも、ただ同姓同名を使うだけではなく、そのために生じた荷物の誤配の件も関わってくるので、私は良いと思うけど、ダメな人もいそうだなとは思いました。"
以上。
