〜アメンティへの旅〜(覚書)
私の中にある水が、
白い角砂糖と黒糖の角砂糖と共に、
ゆっくりと渦を巻き、混ざり合っていく。
やがてそれは、ひとつの「砂の渦」となり
一直線に降りていく。
ここが始まり。
私という存在の、はじまりの場所。
【3の主】
ぴちょん君風。
最初の水。
「水はどんな形にもなれる」
そう伝えられる。
白衣をまとい、聴診器を首から下げている。
ここは総合病院なのだと分かる。
差し出されたのは、カレーライス。
そして、食べもの(何だったか忘れた
)で、出来た鍵。
感じること、味わうこと。
それが扉を開く鍵。
【4の主】
苺が白衣を着て現れる。
その種は一粒一粒が、小さな炎。
たくさんの苺を前にして、
「こんなに食べられない」と伝えると、
「では、一粒ならどうだ?」
と、大きな大きな苺を一つ差し出される。
すべてを抱えなくていい。
大切なひとつを選ぶこと。
そして、また食べ物でできた鍵(何だったか忘れた
)が、渡される。
【5の主】
板チョコが白衣を着て現れる。
でも次の瞬間、それは私の大好きなバッカスへと変わる。
「お酒入ってるー!」
思わず喜ぶ私に、
金の大きな盃が差し出される。
なみなみと注がれたお酒を飲み干す。
与えられたのは、バナナの鍵。
思わず「バナナ、好きじゃない!」と言うと、
「そんなこと言うな」
と、やさしく、けれど強く伝えられる。
嫌いを超えていくこと。
それもまた、ひとつの扉。
【6の主】
バナナの鍵で扉を開けようとすると、
それは椎茸に変わっていた。
「好きだろう?だから変えた」
(椎茸好きな私
)
受け入れた世界は、
自分に合う形へと変わっていく。
そして現れる「ヤマサ」 …気になる。
【7の主】
「7!ラッキーセブンやでー!」
踊る7色色の主。
そして渡される財布。
ヤマサ(醤油、蒲鉾)
七福神。
が現れる。
ヤマは山。
サは鳥居。
富士山の麓に鳥居が現れ、
富士山から大判や一万円札が、噴火のように溢れ流れ出す。
その上を、弁財天が舞う。
気づけば私は、もらった財布にお金を詰め込んでいる。
財布はいつの間にかリュックに変わり、
ぱんぱんに膨らんでいる。
ラッキーセブンマンは、大黒様へと姿を変えていた。
豊かさはある。それをどう受け取るか。
【8の主】
七福神を乗せた船に乗り、
大海原へと進む。
そこは海であり、湖であり、
そして最初に見た砂浜。
お菓子の家が現れる。
今までのすべてが、ここへ繋がっていたと知る。
お菓子の家の観音開きの扉が開く。
その先は、宇宙。
真っ暗な空間。
「あなたは原初の光である」
そう伝えられる。
目が開く、 そして、もう一度…
【9の主】
主の顔は、ひょっとこにもゼウスにも変わる。
「すべては、あなた次第」
と、伝えられる。
旗が上げられ、
七福神や様々な存在たちと、祝福のパーティーが始まる。
「できるよ」ではなく、
「あなたはもう知っている」
「頑張れ」ではなく、
「待っている」
そう、伝えられる。
最後に教えられたこと。
白と黒の角砂糖が混ざり出来た砂浜(最初の私)は、
水(感情や流れ)があることで、強さを増す。
智を得ることは、血となり、地となる。
智慧を持った身体に血が流れた時、それは自身の地となる。







