ある方は娘様も横にいらっしゃり、マッサージの様子をご覧になっていました。
お母様が『これいい香りねぇ』と目を細められたのは『柚子』の精油。
私たち日本人の記憶に深く残る香りのひとつですね。

柚子の香りの中でマッサージを始めると、小さいころからのお話をしっかりとした言葉で15分くらいずっとお話してくださりました。
娘様によると、『昔、母から聞いた内容そのもので、こんなにしっかりと長い話をするのは久しぶりなんですよ、びっくりしました。』とのこと。
私もそれを聞いて驚きました。
不思議がる娘様に、記憶を司る脳の部位に香りが直接働きかけることや、生活の中にあった柚子の香りが当時の記憶と繋がったのではないか、とお伝えしながら香りの力と人体の神秘を体感していました。
懐かしい記憶を呼ぶ香りは、心の状態を安定させるといわれています。
そして、私が心がけたことは、その方の話される内容に謙虚に耳と心を傾ける、ということ。ジャッジなしにです。
先日、精神性の学びの場で師から教わったことは、「どの人にも人生の年月の中で歴史があり、私が経験したことのないすごさがあるのだと謙虚になること」。
これを日々意識して周囲の人と接していると、「自分が正しい」「あなたは間違っている」なんていう争いのタネはなくなっていきそうな気がします。
「間違い」「正解・不正解」「失敗・成功」とか、そんな判断を含んだ見方の世界から脱却していくためにはやはり人と接して自分の内面にあるモノサシを知り手放すことだなと思います。
なんだか、香りと記憶のお話から逸れてきましたね(笑)
またモノサシ不要のことについては改めて書いてみたいと思います。
今日出会えた方々とのご縁に感謝です♡