私がやっている農は、
自然の仕組みに沿った農で、
協生農法という名前です。
一見、草むらのように見えますが、
野菜はまぁまぁたくさんできています。
こういう畑を見て、
多くの方は「自然農ですね」と思うかもしれません。
自然農には定義がないので、私にはYESともNOともお返事ができません。
一般的に農というと、
野菜以外の草とか虫とかを天敵とみなして、ぜんぶ排除。
栄養のない土には、どかんと化成肥料をあげます。
野菜に虫がついたり病気になったりしたら、殺虫剤や消毒をします。
いわゆる慣行農法です。
それは「不自然だ!」という一部の方は、
科学的な殺虫剤や消毒剤を使わず有機肥料を与える有機農をしています。
↑少し説明がざっくりすぎるのは許してください。
どちらの場合も、
野菜が病気になったり虫がついたりすると、殺虫剤を使ったり消毒したりします。
有機農の場合は化学的なものは使わないので、虫であれば酢をまいたり、手でとりのぞいたり。
いずれにしても何等かの方法で対処します。
それでは後手だ!
と、元気いっぱいの野菜を育てようと肥料やたい肥をどかん!とあげたりします。
慣行農法の場合は化成肥料、有機栽培の場合はたい肥や液肥、有機肥料ですね。
これらは病気や虫に対する「予防」です。
私がやっている協生農法の場合、
自然の仕組みに沿っていますから、
野菜に病気が流行したり、虫に駆逐されることはありません。
自然はそういうふうにできています。
本来、病気や虫の予防も対処も必要ないのです。
ここまで、
農を例にとって
対処
予防
本来
の3つのことについて書きました。
なぜこんなことを書いたかというと、
私自身「病気のない、本来の健康」であふれている社会を作りたいからです。
農と人間社会の健康は、まったく同じ構図です。
薬で対処
漢方薬で対処
漢方薬で予防
健康食品やサプリで予防
健康法で予防
予防や対処についての情報(健康法)は山もり生まれてきては消えていくのですが、
それらはすべて、「人間は病気になるもの」という前提にたったものです。
「本来の健康であれば、対処も予防もいらないよね」という考え方をする人は少ないのでしゃないでしょうか。
それに「本来の健康」ってどういうものなのか?
ということにこたえられる人も少ないかもしれません。
いや、そんなの知らなくても健康に生きることはできます。
野生の動植物はみんな、そうしています。
でも利便性を求めて知恵を働かせた人間社会は「本来の健康」を無くしてしまいました。
それを戻すには、知恵をもってするしかないと思います。
薬は便利だし、
私自身、二日酔いのときにお世話になることはあります。
薬はダメというお話をしているのではないです。
私が目指している社会のお話をしています。
対処や予防ではなく、「本来の健康」があふれている社会を作りたい。
(そして、たまに二日酔いになってしまったときには、文明の利器のお薬に頼りたい
)
そのために、「自然ってこういう仕組みになっているんだ!?」という
発見や疑問に出会う場に流美農園がなればいいなと、
強く強く思っています。
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