
唯一購読している雑誌「月刊農業経営者」
以前、農業法人にいたとき編集長・社員の皆さんと知り合う機会があり、
編集長の「農業を変えたい」という強くて熱い(というか、熱すぎる!!)思いに心を動かされました。
以来購読し、農業法人を辞めた今、農業をしていないけどずっと購読しています。
さて、今月号の編集長コラム
タイトルは「就農給付金は補助金中毒患者づくりの呼び水」
農業は不思議なビジネスで、あれやこれやの補助金があるから農家も「補助金ありき」という気持ちをついつい持ってしまうんです。
確かにありがたい。
でも、「少なくともこの給付金が自らの経営体力を弱めていることを自覚すべきだ」と編集長はコラムで締めくくっています。
ほんとうにそのとおり。
給付金を「ありがたい」と受け取ることについてはそれぞれの判断であり、良いも悪いも思わないのですが、知らず知らずにそれに依存することは間違いなく健全な経営感覚を壊していきます。
そしてそれは、私たちが薬に依存することと同じだなぁと思います。
どこかが痛ければお薬。
不調を感じたらサプリ。
もちろん対処のためにお薬をとることを否定するものではありません。
痛くて集中できないとき、文明の利器の力を借りればいいじゃないかと思います。
でも、知らず知らずにそれに依存してしまうと、間違いなく本来の健康からは遠ざかります。
痛くてもお薬を飲んだら楽になる。
体が重くてもサプリで回復するはず。
こんなふうにお薬に依存することで、なぜ不調が起きたのかというそもそもの原因に向き合おうとする気持ちがなくなるからです。

野菜だってそうですよね。
生まれたばかりはみな健康。
人があれやこれやと関わると、不健康になったりすることがあります。
なぜ不健康になったのか、その原因と向き合おうとせずに、対処対処でお薬やなんやとしていると、いつまでたっても健康な野菜にはなりません。
今見えているところだけを見て、速攻でそれを何とかしようと技術で押さえ込んで、本当の原因を見ようとしないと、対処を続けることはできても解決にはならない。。
これを繰り返していると、気付くべきだと思うのです。