草を刈る理由、刈らない理由、抜く理由、抜かない理由 | 自然が教えてくれること

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流美農園のブログ



収穫体験に参加された方が、
「草、刈るんですね」
とつぶやかれました。

流美農園は「自然農」ではないのですが、
伝わりやすい表現が今のところ見つからないので、
ニアリーイコールで「自然農」と表現することがあります。

多くの方は自然農というと、草を放置、野菜を放置、なんでも放置(んなわけないか……あせる)と思っておられるのかもしれません。




私は、草はまぁまぁ刈ります。
それは、
・野菜に日光を当てるため
草と野菜を同時に種からスタートさせると、おおむね草が勝ちます。
これでは収穫したい野菜が育ちません。
なので、野菜のまわりは野菜の半分の背丈くらいまで、草刈をします。
体力がないときは、とにかく野菜の東側だけでも、草をカットします。
・ジャングルになるのを防ぐため(ジャングル状態になったら、こわくて踏み込めなくなるので、通路などもまぁまぁこまめにカットしています。……都会育ちですあせる

でも刈るときにはとても注意します。
・刈り過ぎない
ツンツルテンになるような刈りかたはぜったいにしません。
私の農は、草の恩恵にあずかっています。
草には大きな大きな役割があるので、絶やそうという気はなく、「ちょっとだけご遠慮くださいね」というスタンスです。
地際ギリギリに刈ることも、しません。

・草を抜くことはほとんどありません。
大小の草の根っこは、元気なとき、そして朽ちたときも役割があるからです。

・ただ、多年草のヨモギとセイタカアワダチソウの根っこだけは、ちょこちょこととります。
土の中を縦横無尽に根っこを走らせて土がかたーくなるためです。
悲しいかな、ヨモギやセイタカアワダチソウの根っこって、取り出したらめちゃくちゃ面白くなることがあります。無心になるというか。ハッと気づいたら土をまるごとひっくりかえしてるってことにもなりかねません。そうはならないように注意しながら、ソフトに根っこそうじをするので、成果はあまり感じられませんが……、ま、自己満足ですね。


手法ひとつひとつに、YESとかNOの評価をするのではなく、
「いまやろうとしていることは、自然の仕組みを壊すことではないか?」と考えるようにしています。

ただ……考えて出た答えが、間違っていることもあるかもしれません。
自分では気付かないので、わからないのです。あせる


何かを知りたいとき、GOOGLE先生に聞くと、たいてい答えを出してくれます。
でも、自然先生は、質問を投げても……黙ったまま。
私が知らず知らずのうちに自然の仕組みを壊してしまったとしても、だまったまま。そして、だまったまま、だんだんと自然はその機能を失ってしまうのです。


人が自分たちのメリットだけにフォーカスし、私たち自身が自然の一部だってことを忘れてしまったら、自然はだまったままだんだんと、大きくその機能を失っていくではないでしょうか。回復が不可能にならないうちに、気付くべきことです。

私がしていることは、ほんの小さなことです。
ほんの小さなことが集まって大きな力になることもあると信じて、やっています。