協生農法を目指して1年たった今の感じ | 自然が教えてくれること

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流美農園のブログ


3年前にはじめた流美農園。

有機農の勉強をして有機栽培をする農業法人で働いていた当時、自分ではじめた農園は、自然農でした。

なぜ「自然農」かというと、とても漠然とした理由で。
それもそのはず。
「自然農」に定義がないので、理由も自然にぼんやりしてしまうからです。

とはいえ、私が2年間やっていた「農」は、「放置」といったほうがわかりやすい。
種まきをするだけであとは放置。
仕事が忙しかったから何もできなかった、というのもありますが。

結果的に、できるものはできて、できないものはできない。
こまめなことも全くしないので、できない比率が高くなり、
やっぱり自然農って収量低いなーというのが2年間やっての感想でした。

ちょうど一年前、野人エッセイすのムーさんのBLOGで協生農法をしっかり学ぼうと思い、自然の仕組みを学び、自然の動物・植物の関係性と環境を整え、高い生産性を得られる協生農法を目指してきました。


野人エッセイすでは「他の農法と協生農法の主な違い」として次のように書かれています。

↓以下は引用です(2010年3月1日の記事)

1、年間生産量は10倍以上 最大40倍
2、365日 毎日多品種収穫が出来る 
3、一度耕してうねの配置を決めたら二度と耕さない
4、堆肥、石灰、肥料、農薬の類は持ち込まない
5、経費10分の1以下
6、労力10分の1以下
7、連作障害、虫害病害とは無縁 駆除も予防もない
8、果樹と野菜の混生による協生 虫や鳥との協生
9、種蒔き、収穫以外の管理は草と向き合い草を制し活用することのみ


元の記事はこちらです。
自然農法と協生農法の違い 3  具体項目>>http://ameblo.mom/muu8/entry-10471023211.html


協生農法について詳しく知りたい方は、野人エッセイす の「協生農法」というテーマを参照されると良いと思います


引用した9つの項目を見ると「まるで夢のような農法!」音譜と思いませんか?
有機農を経験的にやったこともあり、自然農をやっていた私は、「まるで夢のよう!」と思うと同時に「ほんとにできるのかな~~(できたらすごいな!)」という思いもありました。


今、協生農法を目指して畑をやってきて1年がたちます。
そして、上記の9項目は「できる」という思いにかわりました。

協生農法になっているかは私が計れることではありませんが、自分自身の健康、病のない社会を実現するためと地球のために、目指しています。

1.の年間生産量はこまめな作業をすれば今より高まるだろうし、植物の特性を知ればもっと高まるでしょう。何倍までいけるかは正直計算が苦手なのでわかりませんが、今の農法と根本的に違うので、「現農法の何倍もなんて無理~」という議論はあてはまらないと思います。私自身が何倍までいけるかは、どこまでこまめにやれるか、でしょう。

よく考えてみれば、この1年、草刈と種まきと収穫以外に何もしていないし、クワも片付けたまま。お金を使ったのはは種と苗くらいのものです。
それでもいつも何か収穫できているし、今はちょっとは野菜の特徴を考えて配置したりといった「計画」みたいなことができるようになってきました。


色んな面で「工夫」をつかむ必要はあるけれど、
9つの項目は、実現できるものだという実感がわいてきました。
今は、小さな面積で生産量をどれだけ高められるだろう?ということに興味があります。それは目的というよりチャレンジ心。
小さな畑をいくつももつより、1つの小さな畑で生産量を最大化できたほうが、もっとコストは下がるし労力もかからなくてすみますし、なによりどこまでいけるんだろう?という好奇心。


力が強くなくても、年齢を重ねていても、これなら大丈夫。
田舎の放棄農地でも、都市のちいさなお庭でも、できる。
誰でもできて、そして「命をいただく」という本質に沿った食材を得ることができる。


人の健康にとっても、地球の健康にとっても、
「自然の仕組み」を学ぼうとし、農に限らず今私たちがやっていることはその視点からいうとどうなのか?ということを知る人が増えることを願っています。
人も地球も、復元が追いつかないほど病んでしまわないうちに。



夏場の草刈と種まき以外は何もしなかった畑でも、よく見ると野菜がアチラコチラにできています。