シリーズの最初の記事はこちら>>慣行農法・有機農業・自然農の違い1

今回は、健康にとってどうなの?ということ。
なかなかズバリと言いにくいテーマですが……

地球上のすべての生き物は、
自然界が生んだ植物と動物を食べて、
生命をつないできました。
それが自然界の大原則です。
完全な自然が、完全な動植物を生み出し、
それらは他の動植物の食べ物となり、
それが循環しています。
慣行農法・有機農業のお野菜は、
自然が生んだ植物ではなく、
人間が生んだ植物であり機械や施設が生んだ植物です。
そういったものはそもそもの食とは違うので、
慣行農法の野菜と有機農業の野菜のどっちが健康にいいか?
を議論することが、そもそも違うとしか言いようがありません。
人がいろいろ苦心してエサの配合を考え手厚く育てられた豚や牛は、
脂が乗っていて美味しい。
でも、それを「健康にいい」と思って食べる人はいないですよね。
あくまで「美味しいから」食べてるはずです。
野菜
も同じ。人がいろいろ苦心してエサの配合を考え手厚く育てられた野菜は、
細胞が肥大して栄養過多で、立派で美味しい。
野菜は脂がつかないからヘルシーという思い込みがあるため、
細胞が正常ではない、ということに気付かないのです。
もし健康を考えるのであれば、
慣行農法の野菜がダメで有機農業の野菜は良いと言う前に、
もっと根底を見ましょうね
、ということです。自然が生んだ植物(自然農の野菜じゃなくてもいいです、たとえば原っぱにある食べられる草とか、野草茶とかでも)をたまに食べると、
「正常な細胞が、体を正常に戻そうとしている」ことを感じることがあります。
私は、野菜も人間が作っているという意味では「加工品」と思っています。
カップラーメンやスナック菓子とあまりかわらないもの、という意味です。
自然の法則に違反した食べ物ばかり毎日食べていると、
体がおかしくなるのは当然のこと。
でも、現代人・文化人ですから、
狩猟採集に戻ることはできませんよね。
なので、健康のことを考えるならば、
自然が生んだ動植物をたまに食べて
体のメンテナンスをすれば良いと思います。
たとえば、天然の猪や鹿のお肉、
野菜ならば自然のことを理解している自然農の農家さんの野菜、
そういったものを探すのが面倒であれば、
天然の草を乾燥させてできたお茶(この場合、栽培されたものだと元も子もないので注意が必要です)を飲む……
そんな風に、考えてみてはどうでしょうか?
グルメも、食文化も、楽しみながら、たまにメンテナンスをするって感じです。
慣行農法・有機農業・自然農の違い は、これでおしまいです~~。