シリーズの最初の記事はこちら>>慣行農法・有機農業・自然農の違い1

今回は本丸の「で、どう違うの?」ということ。
まずは、「自然」ということからお話しましょう。
自然農を理解するということは、
自然を理解するということですから。
長くなってしまうので、
詳細は「自然の仕組み」のところを見てくださいね。
自然とは1
http://ameblo.mom/rumi-shimizu/entry-12046081025.html
自然とは2
http://ameblo.mom/rumi-shimizu/theme2-10091168221.html
自然とは3
http://ameblo.mom/rumi-shimizu/theme-10091168221.html
ここではちょっと簡素化してお話します。
自然というのは、
そもそも何もしなくても「みんなが生きていける」ようになっています。
草原にゆれる草花
、森の木。
誰も、水の一滴も、肥料の一粒もあげていないのに、
元気に生命を全うしています。
なぜでしょう?
地球上のすべての生き物
は一人で生きているのではなく、みんなでみんなの命に協力しあっている からなのです。
土壌も、微生物も、昆虫も、動物も、植物も、海の水も、海の生き物たちも。




みんながいて、みんなの働きで、
奇跡のようなバランスが保たれ、
みんなが健康に生きていけているのです。
草原にゆれる草花が生きていけるのは、
その土壌は草花や微生物や虫や動物が作った完成された土壌があり、
虫が仲介をしてくれて命の連鎖をつなげていっているのです。
その虫は草花に住む場所やご飯をもらいながら、
草花に貢献してるのです。
そういった「お互いさま」の関係が数え切れないほど存在し、
また時間を越えて存在し、
奇跡のような完全バランスが成り立っています。
そして、地球上のすべての生き物が協力して作った土壌から生まれる植物、その植物を食べる動物、その動物を食べる大きな動物……それらはみんな「自然が生んだもの」ということです。
自然農というのは「地球上に生きるもの全員が協力して作った環境と土壌から人が農作物を得ること」だと、私は考えています。
どの関係性を切っても、そのバランスは崩れてしまうからです。
でも「ただ放置して、タネまいとけばいい」
っていうわけにも行きません。
農というのは農作物を得ることですから。
自然界の仕組みをきちんと知れば、
「どこからどこまでが自然の仕組みに沿っていて、どこからが沿っていないか」が分かります。
たとえば、草をカットするのは大丈夫でも抜いたら自然の仕組みが崩れるな、とか、
畑を作るときに耕すのは仕方ないとしても、シーズンごとに耕すのは自然の仕組みが崩れるな、とか。
土の上と下の関係を遮断するマルチや、
植物と虫との関係を遮断するトンネルは
自然の仕組みが崩れるな……とか。
結局、水と肥料をあげなかったら自然農ってわけでもないのです。
そうやって自然の仕組みに沿った環境のなかでできたものは、
自然が生んだものと言えます。
それは自然界で生きるものすべてが関わってできたバランス食であり、
自然に生きるものが日常的に食べているもの。
まぁ、自然農には定義がないので、
何が正しいってわけでもないのですが、
自然農というからには自然の仕組みにあったものであるのが普通でしょうね、、、と私は思うのです。
あっ長くなってしまいました。
次回は、慣行農法と有機農業について、です~~