3月の誕生石にはアクアマリンの他に日本独自の物として
サンゴ![]()
があります![]()
「サンゴ」っていうとちょっとおばあちゃんの宝石ってイメージ、
ありませんか?![]()
でもサンゴはブルガリやヴァンクリフでも使われる
時にはとてもチャーミングな宝石なんです![]()
まず、サンゴと言われて何色をイメージします![]()
赤、桃色、淡いピンク。。。
でも、サンゴの中には白いものもあるんですよ![]()
そんなわけで意外と知られていないサンゴについてのお話しです。
(ホントにマツ○の知らない世界みたい・笑)
サンゴは業者間ではその重さあたりで価格を表示します。
これは宝石では一般的なことで
例えば1ctあたりの単価が¥100,000の評価のダイヤモンドは
0.5ctの大きさなら¥50,000ということになります。
表示方法は@100,000/ct。
これはルビーでもサファイヤでも一緒です。
で、サンゴ。
サンゴの重さの単位はct(キャラット)ではなく
匁![]()
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読めますか?
「もんめ」です
全世界基準で「momme」が使われています![]()
匁は日本の昔の重量単位ですね。ちなみに1匁=3.75g。
どうしてかっていうと主な産地は日本近海だから。
石ではないのですが、サンゴは日本が誇る数少ない国内産の宝石です![]()
匁の話が個人的に好きなので前置きが長くなりました![]()
サンゴは水深100~500m(場合によってはもっと)くらいの
海底で採れます。
(ちなみに浅瀬に見られるサンゴ礁は種類が違い宝石にはなりません)
ではまずは日本が誇る最も高価な
血赤サンゴ
文字通り深く鮮やかな赤色が美しいサンゴです。
産地は高知県産沖の物が良いと言われていますが
他に五島列島や小笠原列島近海でも採れていました。
近年良質なもの・大きく育ったものはなかなか産出されないようで、
私が宝石業界に入ったはるか昔からすると(笑)
おそらく価格は15~20倍位にはなった感触があります![]()
そして日本の血赤珊瑚の次に近い色を誇るのは、
地中海産のサンゴ
業者間では「胡渡(こわたり)」とか「サルジ」と呼ばれます。
私は胡渡と呼んでいますね。
この名前の由来は胡(=ペルシャ)を渡ってきたということらしいです。
血赤が「赤い」のに比べ朱色がかっています。

こんな画像がありましたが胡渡の多くはもう少し赤が弱い感じ。
赤物以外では「深海珊瑚」というものがあります。
主にハワイの北にあるミッドウェイ産。
淡いピンクだけではなくオレンジと淡い色の混ざったものなどもあります。
産地から「ミッド」と呼ばれています。
ここでは水深1000mくらいまでのかなり深いところで採れるので
硬度もやや高くなるのですがひびが入りやすいのが残念なところ。
ただし現在は採取できなくなっているので
以前に比べてずいぶん高値で取引されています![]()
日本近海でもこれに近い色
桃サンゴ
と呼ばれるものは採れます。
ただし血赤サンゴに比べると評価は低いです。
淡いピンクの物は
ボケサンゴ
(笑)
と呼ばれます。
そんな桃サンゴですがトップクラスの物になると評価が変わります![]()
それは
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エンジェルスキン![]()
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と呼ばれるもの。
ほのかな色合いと美しい光沢からそんな呼び名が付いています![]()
(これがwebで調べて出てきたなかで、私が一番エンジェルスキンに近いと思うタイプです)
これも今はほぼ採れていなく幻状態![]()
サンゴを専門に扱う会社でもなかなかありません。
ちなみに私が欲しいサンゴはこのエンジェルスキン![]()
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これで指輪を作りたい![]()
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書きたいことがいっぱいあって長くなりました![]()
サンゴはとっても魅力的![]()
でも成長速度は
1年で0.15mm![]()
とも
50年で1cm![]()
とも言われている通りとっても遅い。。。
乱獲などせず希少なものは希少なものとして大切に扱いたいものです![]()



