絵で食べていくことをぼんやり考えていて、昔描いた絵を見ていて、載せたくなりました。
これは武蔵美の時に描いたもの。過去の画家の要素を入れて自分なりに描くという課題で、私はカラヴァッジォにしました。いわゆるキアロスクーロという強い明暗を意識したもので、やっといい点数をいただいて、先生に褒めていただいたのが嬉しくて、今も覚えています。今後もこういう感じで描いていきたいと思っていました。そうはいかなかったのだけど…。
卒業して迷いに迷っていた頃。古典絵画のように描くつもりが、どうも揺れていました。
それで、こんな印象派的な画家さんの絵を真似してみたり…。筆のタッチも荒々しくて、描いていて楽しいのですが、もっと写実に繊細に描きたいとなっていたと思います。
そのあと、迷いに迷って、古吉先生、そして今の小林先生に出会って、やはりバロック風の絵が好きだなと思って、こんな感じに…。
この絵は個展の時にご購入いただいて、嬉しかったです。
好きなモチーフで描きました。
これは、自分で絵の写真を見直した時に、絵なのか写真なのかと思ってしまって苦笑しましたが、インスタが出始めて、上からの視点で描いたのです。パネルにクラックなんとかという、割れたようになる下地剤を塗って、こんなふうにひび割れさせて、モチーフを乗せて描きました。パールを描いていたときは、さすがに少しイーッとなりましたね。
これは、色が強く出て、よく描けたと思うのですが、雑誌のお花を描いたので、残念ながら作品としては出せないなと。でも、やる気が全面に出ています。
これは小品ですが、生徒さんが購入してくれました。この辺から自分の好きな形がだいたいわかってはきました。でも、まだ迷うという…。
好きなモチーフで、バロック風だと暗いので、現代の日本のお部屋でも良いように明るめにして、好きなモチーフで描いたのです。小林先生に出会って、あんな風に描きたいと思って心がわくわくした頃です。
食べていかなくてはならないので、パステル画をたくさん描いて、合間に油絵を細々と描いていましたが、病気をして、やっと回復してきて、以前より油絵を描く時間が増えて、こんな薔薇を描きました。
「絵では食べてはいけないだろう」とよく言われまして、でも他の仕事はもっとできそうもなかったです。電車で通勤は無理だし、体力が無さすぎて飲食関係もできず、数字に弱いので事務などもできそうもなく、できるのは絵を描くことしかなくて。
座ってできるし、家でできるから、電車に乗らなくていいし、朝に弱い私でも夜描くことごできたし。本当に社会不適合者です。
色々情けない私でもなんとかなったのが絵でした。
本心は、コツコツもっと油彩で描きたかったですが、どうしてもお金になる方を優先せざるを得なくて。
それに、これらの油彩画を販売するルートを見つけるのが難しかったのです。
まだ個人のネット販売もされていなかったし、一度画廊と契約したのですが、1ヶ月で3枚描くようにと言われ、絵について「ここが良くない」と色々言われて、これだと自分がダメになると思った頃、病気になり、お断りして、コロナやら、病気やらでまた数年経ちましたが、技術的なことはだいぶわかってきて、筆なども色々試して、これならという筆も見つかり、あとはやはり描くことだなと思います。
でも、生きていくためにはお金になることもしなくてはならない部分もあります。
一番お金になるのは実は絵の販売なのです。レッスンをこまめにしても、絵が売れるのが一番収入にはなります。
ただ、コンスタントに、そしてある程度高額なものを販売するには、やはり百貨店やアートフェアなどの場に出る方が良いでしょうね。今までは…。
これを違う形で販売する方法が少し出てきていますね。
オークション、それもヤフオクで販売している画家さんがいます。YouTubeで販売に持っていく方もいますね。
ここには書ききれませんが、新しいやり方が出てきていると感じています。
今私もBASEに自分のショップを出していて、割と出すものはご購入いただけていて、今後もここで販売はするつもりですが、レッスンをして、制作して、動画も作って、となると、本当にへとへとでなかなか広げられないのですが、このようなサイトができたことは本当にありがたいことです。
油彩のお花の絵が数枚あるのでアップしなければと思いつつ、できていませんが、画廊などと契約しなければならなかった時代から、自分でできるようになってありがたいです。その分、なんでも自分でやらなければならない負担もありますが。
それにしても、本当に勉強してきました。我ながら、そう思います。絵を本気でやろうと決めてスタートしたのが遅かったので、それまで主婦で子育てや親の仕事の手伝いや介護で、人生の後半から始めたと言っても過言ではないですね。だから、いつも全力でやってきた気がします。楽しかったですしね。でも、まだまだうんと時間はあると思っていましたが、病気をして終わりが来ることを実感して、やりたくても身体が動かない体験もして、本当にやりたいことを多めにしたいと思うようにはなりました。
思うところはたくさんありますが、絵で食べていくことは可能であり大変でもある、けれど幸せでもあるという感じでしょうか。
どんなに描いたとしても、死ぬ時にもっと描きたかったと思うのではないかなと思います。
とにかく、少しでも自分の思うような絵が描きたいので、もう少し寿命と体力、健康をください、と祈っています。
自分の活動を今色々整理しているので、こんなことをつらつらと考えました。











