最近、40代以上の友人と話をしていると、「自分の使命が分からない」とか「本当にこのままでいいのだろうか」という声を耳にすることがあります。若いころには、自分の学業、キャリア、家庭、子供のこと、家を持つことなどで達成感を覚えたのに、40代も中盤に差し掛かると、今度は老後のことも含めて【自分自身】にフォーカスし始める時期なのかしらと思えます。

 

 

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このブログにお越しくださいまして、ありがとうございます!
 

マレーシア政府認定の
ウェルネス・メディカル気功師として、
ジンジャン政府複合病院傘下の
保健省認定ホリスティックセンターで、
気功施術者として臨床に携わっています。

 

病気や怪我、慢性的な身体の不調から、
メンタル面の疲れやストレスまで、
身体と心を切り離さず、
その方全体を一つとして捉える施術を行っています。

 

またプライベートでは、
対面に加えて、世界中の方を対象に
遠隔での施術も行っています。

 

このブログでは、
日々の施術の現場で感じたことや、
年齢とともに変化していく身体との向き合い方、
そして日常の中で、
無理なく取り入れられる
気功・呼吸・意識のヒントを綴っています。


どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

若いうちは、目先のゴールや家庭内外の仕事が

 

忙しくて精いっぱい頑張って成果を収めようとします。

 

ところが人生の折り返し地点が見えてくる頃、不思議な変化が起こります。

 

今まで当たり前だと思っていた生き方に、ふと違和感を覚えるのです。

 

「私は本当は何をしたいのだろう」

 

「このままの人生でいいのだろうか」

 

「私らしさとは何だろう」

 

そんな問いが心の奥から静かに浮かび上がってきます。

 

 

花も種類が違えば、形状も色が違う。

 

おなじつつじであっても、色が違うのもたくさんあります。

 

多くの人は、この時期を「使命探し」や「自分探し」と表現します。

 

しかし私は、それだけではないように感じています。

 

実は自分探しをするのでも、

 

表面的なものなのか、それとも変容をもたらすものを

 

求めているのかでも違って来ます。

 

本当の自分に向き合うのであれば、

 

覚悟が必要です。

 

きれいごとでは済まされないこともあるからです。

 

そして、ここが大切なのですが、

 

「本来の自分とかけ離れた願望は成就しない」

 

ということです。

 

そのためには、自分を良く知ることが必要になって来ます。

 

 

気功でもそうなのですが、

 

まずは古いエネルギーを捨てる。

 

古い氣を体内に留めて置けば、

 

いつかそこに不具合が生まれて

 

病気になる傾向があるからです。

 

体内の氣を循環させて

 

気力やエネルギーに満たされるためには、

 

まずは要らないものを捨て去る必要がある、

 

と気功は教えます。

 

そして初めて、新しいエネルギーが

 

体内に入って来て、気力で満ちることになります。

 

40代からの自分探しとは、

 

「古い自分の物語を卒業する時期」なのかもしれません。。

 

 

それまでに培われて来たラベルを剥がして

 

新しい側面を見つけること。

 

ラベルはたとえば、

 

しっかり者、

 

頑張り屋さん、

 

強い人、人助けの人、

 

母親、父親、妻、夫、社員などなど…

 

それらの役割は、常に私たちを

 

支えて来て、今の私たちを構築してくれたものです。

 

 

しかし、いつまでも同じ服を着続けていると、

 

いつしか窮屈になります。

 

昔はぴったりだった服が、今の自分には合わなくなるのです。

 

その時、人は戸惑います。

 

なぜなら、それまでの役割を自分自身だと思っているからです。

 

これって、青天の霹靂のような戸惑いです。

 

「あら、これって更年期障害?」

 

「いつも気分が冴えない」

 

「老いて行く自分が不安」

 

などと、いろんな気分的なあるいは身体的な

 

不調が出てくるようになります。

 

 

 

「私は強い人だから弱音を吐いてはいけない」

 

「私は人を支える人だから助けを求めてはいけない」

 

そんな見えない鎧を着続けてしまうことがあります。

 

けれど人生後半になると、その鎧に少しずつひびが入ります。

 

そして、自分でも気づかなかった本音が顔を出し始めるのです。

 

自然界も同じです。

 

木は新芽を出す前に古い葉を落とします。

 

蛇は成長するために脱皮します。

 

 

屋久島の森を歩いていると、

 

朽ちた木や落ち葉が次の命を育てている姿を目にします。

 

終わりは、次の始まりでもあります。

 

だから人生後半の迷いや混乱は、

 

決して失敗ではありません。

 

 

むしろ自然な変化なのです。

 

気功の世界でも、不要な力みが抜ける時、

 

一時的に不安定になることがあります。

 

今まで頼りにしていた力が使えなくなるからです。

 

しかし、その先にはもっと自然で無理のない状態が待っています。

 

 

人生も同じなのかもしれません。

 

使命が見つからないのではなく、古い自分では生きられなくなっている。

 

それは迷子ではなく、次のステージに上がる準備です。

 

焦って答えを探さなくても大丈夫。

 

今までの物語に感謝しながら、静かにページをめくる。

 

その先に、新しい景色が待っているのだと思います。

 

 

それを不安がらずに、

 

古い自分を脱ぎ捨てる勇気を持つこと。

 

これがまずは第一歩。

 

外に答えは見つかりません。

 

(多くの人はまずはこれをしがちです)

 

 

まずは自分を知るために、

 

心の中を見つめること。

 

そして、要らなくなった部分を

 

少しずつ手放して行くこと。

 

 

ちょっと地味で忍耐が必要な作業ですが、

 

後から、じんわりと効き目が現れます。

 

それと、これまた大切なのは、

 

「何か特別なものを手に入れれば自分が完成する」

 

という発想への違和感を持つと良いと思います。

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