初めてのことをするのは、なんとなく苦手です。でもそういう時は、下調べをして一気に進んでしまいます。その方が気おくれせずに、流れに乗れる気がするから。そんなわけである朝、アシュラムの裏からアルナーチャラ山へ続く山道を登ることにしました。(インド・ティルヴァンナーマライでの話です)朝6時半前、裏門を抜けて、裸足のまま登り始めます。なぜ裸足で登るのか。
それは、この山がシヴァ神そのものとされているからです。ほぼ皆さん、素足。郷にいれば郷に従え、ですね。

 

 

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このブログにお越しくださいまして、ありがとうございます!
 

マレーシア政府認定の
ウェルネス・メディカル気功師として、
ジンジャン政府複合病院傘下の
保健省認定ホリスティックセンターで、
気功施術者として臨床に携わっています。

 

病気や怪我、慢性的な身体の不調から、
メンタル面の疲れやストレスまで、
身体と心を切り離さず、
その方全体を一つとして捉える施術を行っています。

 

またプライベートでは、
対面に加えて、世界中の方を対象に
遠隔での施術も行っています。

 

このブログでは、
日々の施術の現場で感じたことや、
年齢とともに変化していく身体との向き合い方、
そして日常の中で、
無理なく取り入れられる
気功・呼吸・意識のヒントを綴っています。


どうぞよろしくお願いします!

 

 

 

登り始めたら、いきなり脇からまずは猫ちゃんからごあいさつを受けて、スリスリ。

 

その後にはワンコがやって来て、ナデナデ。

 

ちょっと道草を食って犬猫と遊びました。

 

 

最初はこんなふうに石もなだらかで、素足でも大丈夫!

 

 

目指すは、スカンダ・アシュラムです。

 

インドの賢者、ラマナ・マハルシが6年間、

 

洞窟の中で瞑想をしたところです。

 

 

途中で臆病なシルバーリーフモンキーの群れに出会いました。

 

みんな逃げて行く~!

 

 

途中で日の出。

 

どうやら、あまり人が登っていないと思ったら、

 

理由がありました。(早過ぎだった!)

 

 

でも、こんなふうにティルヴァンナーマライの街並みを日の出に合わせて

 

見ることが出来るのは、素晴らしいこと。

 

 

足元の岩の上には、どこにでもいるお猿さん。

 

母親、お姉さん、そして赤ちゃん。

 

スカンダ・アシュラムに到着したのはなんと、朝の7時前。

 

開くのは8時半なので、猿見学。

 

そのうちに人も増えて決ました。

 

 

朝とは言え、日差しは強力で避けたかったので、ちょっと下へ下がって…

 

 

この子ザル、まるで気功施術をしているみたいで、とてもおかしかったです!

 

「おにいさん、背中から腰、痛めてない?」

 

と、小さな手でお手当。笑

 

 

ちょいと、背中もやっておきましょか?

 

見てるだけで心が和んだ時間。

 

やっと門が開いて…

 

瞑想しに来たのですが、何も想像していませんでした。

 

 

ここから先は撮影禁止でした。

 

左側の建物の中に洞窟があります。

 

そこで、入れ代わり立ち代わり、瞑想します。

 

最初は、洞窟の前の部屋で瞑想をずっとしていて、

 

洞窟の中に空きが出たのを見ましたが、

 

他の人が行きたいだろうと、様子伺い。

 

しばらく経って、誰も行かないし、

 

私が入ってもいいのだろうか???

 

と躊躇しましたが、このまま入らないで、

 

後悔して帰るのも嫌なので、中へ。

 

真っ暗闇の中にかすかなろうそくの炎。

 

四隅の後ろの右側のコーナーに座りました。

 

すぐに深い瞑想へ。

 

もう場が出来ているので、スっと深く瞑想に入れます。

 

しばらく静寂の中で、ただただ漂っていたら…

 

いろんなイメージが現れては、去って行き…

 

ストーンと空っぽの世界へ。

 

急に私の身から何かが落ちた気配が!

 

えっ?今の何だった?

 

何かがドサっと落ちたような感じでした。

 

その途端に、サッと心の中に愛そのものが溢れて来て…

 

あまりにも大きなパワーと何が起こったのか分からず。

 

自分に対して、いつも厳しい目で見ていた私ですが、

 

いろんなわだかまりや、自分はダメな人間だとか、

 

もっと頑張らなくちゃ、とか、そんないろんな批判的な思いが、

 

ドサっと落ちた音を聞いたのでした。

 

そんな馬鹿なことはありませんが、

 

ここは聖地なので、何でも起こる可能性はあります。

 

アルナーチャラは何かをそぎ落とす場所、と聞いていました。

 

何も与えてくれはしないが、自分の仮面や足りない部分を脱ぎ捨てるような場所。

 

途端に涙が溢れて来て、止まらなくなりました。

 

深い深い自分への愛に溢れて、

 

初めて自分が心から好きだと思えました。

 

鼻をかめないので、そっとその場を離れて外へ。

 

 

大きな木の下で鼻をかんで、目を拭いて…

 

小さなときから自分の身を自分で守って来て、

 

親や養父からの影響もあり、

 

愛というものがよく分からない子供時代でした。

 

唯一、私を守ってくれたのは叔母たちや、父方の祖父母だけ。

 

いつの間にか、自分を母親の目を通して見て、

 

親の顔色を見る子供になりました。

 

自分を隠して、体罰を受ける必要のないような子供になりました。

 

でも、すでに親にも誰にも何のわだかまりも

 

微塵も残っていません。

 

唯一、自分に対して批判的な部分は多少残っていました。

 

それがドサっと落ちたのがスカンダの洞窟の中でした。

 

身も心も軽くなって、落とした瞬間に

 

自分への愛情が湧いて来たのでした。

 

うまく言葉にはできませんが、涙が止まらなくなり、

 

鼻をかみながら、下山しました。

 

下山の素足には岩がゴツゴツと当たりましたが、

 

ほぼ感じず…

 

やっと本当の自分と一つになれた瞬間でした。

 

 

大きなシヴァ寺院を見下ろして…

 

シヴァが私に教えてくれたのは、

 

余分なものは落として身軽になることです。

 

 

涙も段々と可愛い子ザルたちを見たら、乾いて来て…

 

猿に慰められました!笑

 

 

途中,石工が仕事をしているところを通り、

 

ふと立ち止まったら、

 

後ろから、今度は子ザルが…

 

 

オバちゃん、大丈夫?

 

なんか持っていない?

 

と、後ろからぶら下がって来た子ザル。

 

ごめんね、何にも持っていないよ、

 

と英語で声かけたら、どこかへ…笑

 

 

今、振り返ると、大きな気付きがあった日でした。

 

身が軽くなったと言いましたが、

 

マレーシアに戻って体重を測ったら、確かに3kg痩せていました!

 

体だけでなく、何か別のものも一緒に手放したのだと思います。

 

アルナーチャラは、余分なものを削ぎ落とす場所。

 

今は、ただただ懐かしく感じます。

 

 

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