気になる語を集めてみました。私たちは、毎日なにげなく「気」という言葉を使っています。気に留める、気に掛ける、気休め、気心、寒気、呆気、悪気、邪気、気持ち、気がかり、気に病む、気分、心気... 。少し挙げただけでも、次々と浮かんできます。まるで底なし沼のように、「気」のつく言葉は尽きません。私は日常の中で、いつもこの「気」に関わりながら仕事をし、気の世界に身を置いて生活しています。けれど、特別なことではありません。皆さんも、気づかないうちに一日中「気」を感じ、「気」を使って暮らしているはずです。今回は、その中でも「体と感覚に関わる気」に目を向けてみたいと思います。

 

 

 

 

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このブログにお越しくださいまして、ありがとうございます!
 

マレーシア政府認定の
ウェルネス・メディカル気功師として、
ジンジャン政府複合病院傘下の
保健省認定ホリスティックセンターで、
気功施術者として臨床に携わっています。

 

病気や怪我、慢性的な身体の不調から、
メンタル面の疲れやストレスまで、
身体と心を切り離さず、
その方全体を一つとして捉える施術を行っています。

 

またプライベートでは、
対面に加えて、世界中の方を対象に
遠隔での施術も行っています。

 

このブログでは、
日々の施術の現場で感じたことや、
年齢とともに変化していく身体との向き合い方、
そして日常の中で、
無理なく取り入れられる
気功・呼吸・意識のヒントを綴っています。


どうぞよろしくお願いします!

 

 

身体と感覚に関わる【気】。

 

 

日本語には「気」という不思議な言葉があります。


目に見えず、触れられないのに、

 

私たちは毎日それを感じながら生活しています。

 

特に「体と感覚」に関係する言葉を並べてみると、

 

ひとつの共通点が見えて来ます。

 

気分
気持ち
気力
気疲れ
気だるい
気持ち良い
気が抜ける
気が重い
気が滅入る
気が張る
気を失う
気が遠くなる
元気
病気

気配
心気(しんき)=心の状態や精神的傾向を指す概念
気息=生命のエネルギーや活力を保つための呼吸や空気の流れ

 

でも、血圧や体温のような測定できる数値ではないですよねぇ…

 

これらは、「体の内側の状態」を表わす言葉で、

 

その状態の気配を体感する、天気予報のようなものです。

 

 

たとえば、「気が抜ける」という言葉をとっても…

 

力が抜けた、とは少し違います。


筋肉は動くのに、踏ん張りが効かない。


やるべきことは分かっているのに、動き出せない。

 

このとき減っているのは体力ではなく、「気力」です。

 

 

 

病気と元気。

 

この2つも興味深いです。

 

なぜなら、どちらも自分の身体のコンディションを

 

気で例えているからです。

 

どちらも、昔の人は

 

気が作る内側の状態を言葉に表現しています。

 

実際に大きなストレスや環境変化などが

 

身体の健康に影響を与えたり、

 

リラックスして、「気が緩む」と、

 

安心して眠くなります。

 

「気が張る」と不眠傾向になって、

 

「気が緩む」と途端に眠くなりますよね!

 

これは身体の生理的なリズムを

 

如実に表していると思います。

 

 

感覚の気。

 

同じ温度の風でも、


心地よく感じる日と、落ち着かない日があります。

 

それは心のコンディションにも影響されるからです。

 

つまり、外気の影響と言うよりは、

 

もっと内側の気息(呼吸)が関係して来るからです。

 

呼吸が浅ければ、イライラと落ちつかず、

 

深いと安心します。

 

つまり気は、感情よりも少し手前、


身体と心の境目にある感覚のような気がします。笑

 

また気功では、人間は三層の気から構成されていると言われます。

 

外界と通じる外気、

 

内側に宿る内気、

 

皮膚表面にある衛気(えき)。

 

この衛気(えき)は、保護膜のようなものであって、

 

外邪からその人を守る盾のような気と位置付けられています。

 

 

見えないけれど、確かにあるもの。

 

たとえば、気配。

 

これは背後に誰かが立ったとして、

 

自分とその人との間に気が流れ、

 

エネルギーを感じ取ることです。

 

音でも、匂いでもないのに感じる。


私たちは日常の中で、目に見えない情報を受け取っています。

 

気とは、

 

体と心のあいだで起きている変化をまとめて表す言葉です。

 

測定はできません。


しかし確かに感じられます。

 

今日は疲れているのか、


それとも気が張っているのか。

 

それが分かるだけで、


休むべきか、動くべきかの判断が変わってきます。

 

まず「今どんな気の状態か」に気づくことから始まります。

 

私は患者さんや周囲の人々の気には敏感ですが、

 

自分の「今どんな気の状態か」を無視することがあります。

 

そういう時には、決まって強制リセットが出て来るので、

 

気に留めています、自分の状態は。

 

 

 

次回の気は?

 

次回は「心と注意に関わる気」を取り上げます。

 

気にする、気づく、気を配る、気を取られる、気が散る…。


同じ「気」でも、今度は体の調子ではなく、

 

意識の向きに関係する言葉たちです。

 

私たちは、何を見ているかよりも、

 

どこに気を向けているかによって、感じる世界が変わります。


疲れの原因が体ではなく「注意の使い方」にあることも少なくありません。

 

ちょっとしたことが気付きになる…

 

あるいは気が散る…

 

今晩は早めに寝て、

 

気を休めることにしましょう!

 

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