ずっと前に、マレーシア保健省管轄下で勤務されていた医師から、2日間の解剖学コースを受けたことがあります。それ以来、人の姿勢をつい注視するようになりました。自分のことはさておいて、ですけれど(笑)。そうして見ていると、ある程度の年齢を重ねた方には、身体に特徴が現れてくるのが分かります。足を引きずっていたり、肩が片方だけ下がっていたり、脚の形が左右で違っていたり。首の位置がずれている方も多いです(ちなみに私も、右に少しずれています)。姿勢が崩れると、思いがけないところに問題が出てきます。「まさか姿勢が原因だなんて!」、と思いますよね。でも実は、年齢を重ねるほど、姿勢は大切な要素なのです。
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マレーシア政府認定のウェルネス・メディカル気功。そのウェルネス・メディカル気功の気功師(ジンジャン政府複合病院傘下の保健省認定ホリスティックセンターで気功施術者として勤務)でもあり、プライベートでも病気や怪我や身体の不調、メンタルヒーリングなどの対面式、遠隔施術の両方を行うRoseのブログです。
タブー姿勢①:スマホ首(首が前に出る)
よく聞く「スマホ首」です。
頭の重さは約5〜6kg。
この重い頭の位置が、ほんの少し前にずれるだけで、
首や肩にかかる負担は一気に増えます。
目安として、5cm前に出るごとに、首・肩への負担は倍増。
筋肉では支えきれなくなり、
関節・神経・血管に直接影響が出てきます。
起こりやすい症状は、
首・肩・肩甲骨の痛み 頭痛、
のぼせ、イライラ、頭の中にかすみがかかったような状態、
腕のしびれ 自律神経の乱れ、など。
タブー姿勢②:骨盤が寝た座り方
ソファでだらっと座る、椅子に浅く腰かける姿勢です。
(ただし、両足が床に完全に着かない場合は、浅く書けても大丈夫です)
この姿勢では、
背骨のS字カーブが消える
腰に体重が集中する
内臓が下がる
結果として、
腰痛・股関節痛・便秘・疲労感につながりやすくなります。
タブー姿勢③:頑張って胸を張る姿勢(反り腰)
一見、姿勢が良さそうに見えますが、実は要注意。
肩が上がる
• 呼吸が浅くなる
• 常に緊張状態
中年以降は、「良い姿勢のつもり」が
坐骨神経痛などの原因になることもあります。
今日からできる簡単な整え方。
※エクササイズではありません
① 首は「緩めて、位置を戻す」
耳の穴が、肩の真上に来るイメージで
顎を引かない・突き出さないようにします。
「頭を後ろに戻す」ことだけで、8割は変わります。
② 肩は「何もしない」。
肩はだらりとして、反らせないこと、巻き込まないこと。
力を入れない。
肩甲骨を寄せない。
力を抜くのが正解です。
③ 骨盤は「立てる」意識
座ったとき、坐骨を感じる(ここ重要!)。
腰を反らさないで、両足は床をしっかりとらえる。
気功では、
会陰(性器と肛門の間)と百会(頭頂)を
一直線に通す意識を大切にします。
これはヨガのクンダリーニにも通じますね。
骨盤が立つと、背骨は勝手に整います。
④ 1時間に1回、リセット
ずっと座りっぱなしは、血流も筋肉も固まります。
立つ
背伸び
ハア〜っと息を吐く
少し歩く
おすすめはかかと上げ。
5秒ほどかかとを上げて、
ゆっくり下ろす。
これを数回。
血流だけでなく、
ふくらはぎのリンパの流れも良くなります。
姿勢と呼吸はセットです!
呼吸が浅いと、姿勢は必ず崩れます。
猫背 → 肺が広がらない → 呼吸が浅い
肩呼吸 → 首肩が緊張 → 頭痛・肩こり
呼吸が浅い → 氣が巡らない → 自律神経が乱れる
呼吸と姿勢は相互関係があります。
気功的・呼吸リセット。
気功で大切なのは、リラックス。
下丹田に意識を置き、肩は「ファンソン」
(松の枝が自然に垂れている状態)で。
やり方
① 足裏に体重を預ける
② 下腹部をふくらませながら、ゆっくり吸う
③ 吐くときは、口から長く静かに
④ 肩・首は一切動かさず、前を見る
1〜2分でOKです。
心も身体も、自然に落ち着いてきますよ。
まとめとして、
姿勢は年齢とともに影響が大きくなります!
「鍛える」より「整える」。
呼吸と姿勢は切り離せない。
少し意識を向けるだけで、
身体はちゃんと応えてくれます。
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