「そ、そうかあ、
早く良くなればいいねえ…」
そう返した私に「ブリ子さん」はちょっとためらうような顔になったものの
「…う~んでもねえ、
ハッキリ言ってもう
『長くない』と思うの。
(前に行った時に)
観た様子では、ね」
そうなんだ……でも、頑張ってね、みたいな事を言ってその話は終わったと思う。
肝心な「バック」の話に移って「打合せ」が終わり、
「じゃあ、また
『改めて』御礼に行くわね~!」
…と言われてその日は終わった。
幼稚園指定の「バック」は別に複雑なモノでもないので、家事の合間であっても二日もしないで出来たと記憶している。
出来上がったことを連絡しようとした矢先のことだった。
「断言夫人」がやって来てこう言ったのだ。
「リオさん、
『バック』が出来たら
私に渡してくれる?
ブリ子さんに
受け取って置いてくれ、
って言われたから!」
……(━_━)……!
そうだった、「断言夫人」と「ブリ子さん」は子供が同じクラスったから「未だ友達」が続いていたんだ……!
(と言うか「ブリ子さん」の方が放しはしないだろう🤣)
その手があったか!
…と思ったが、私も別に顔を合わせたい相手でもなかったのでその通りにするだけだった。
『改めて』の御礼にナニをくれるのか?……と一瞬気になったが、元々その気持ちがあるヒトなら自分から持って来るだろうし(何と言ってもお互い徒歩で行ける距離である)状況としてそれが出来なくても少なくとも「断言夫人」に何か持たせるだろう。
もちろん私の気持ちなど知らない「断言夫人」は
「ブリ子さん、今、色々大変だもんね~」
…と言うだけだったし、私も「そのこと」は理解していたのだけれど……!
