市川準監督が天に召されて11年が経つ。
「タンスにゴン」
「私はこれで会社をやめました」
「タフマン」「リハウス」
といったCM
「ざわざわ下北沢」「BU-SU」
「つぐみ」「トキワ荘の青春」……
今も語り継がれる作品を手がけた監督。
渋谷のホテル。部屋がわからず、
『市川準監督に会いにきたんです。』
とおじさんに声をかけたら、
そのおじさんが準さんだった。
部屋の中、
真面目な顔をした大人たちが並ぶ中、
誰よりもニコニコしていた準さん。
その数日後、
私はCM撮影に向かった。
CMでも映画でも、
私にはほとんど決まったセリフがなかった。
思ったことを口にして。
それが準さんからの要望だった。
お芝居が難しい。
そう感じていた舞台。
でも準さんの現場は、
難しいより愉しいが先立った*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)
君は僕に呼んでもらって幸せだね。
僕の作品はね、
ノーギャラでも出たい役者が
たくさんいるんだよ。
そういっていつもお茶目に笑っていた。
準さんに見つけてもらって、
準さんと仕事をして、
私の考え方や仕事の捉え方は変わった。
感覚を養ってもらった。
おそらくそんな風に感じている役者は
たくさん居ると思う。
亡くなって11年経った今。
すっかり役者でもないけど、
大切な存在。
今日の現場は奇遇にも、
準さんとゆかりのある方の現場。
準さんの優しさかな♪
ありがと。