突然ですが。
私はパニック障害でした。
パニック障害って、最近ではわりとポピュラーな病気になってきましたが、
ご存じない方のために簡単に説明すると。
パニック障害は、突然起こる激しい動悸や発汗、頻脈(ひんみゃく:脈拍が異常に多い状態)、ふるえ、息苦しさ、胸部の不快感、めまいといった体の異常と共に、このままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。 この発作は、「パニック発作」といわれ10分くらいから長くても1時間以内にはおさまります。
ここわかりやすそう
http://www.shaho-net.co.jp/mental-health-kouza/column/01.html
私が発症したのは8年くらい前かな?
バイトに向かう、朝の満員電車の中でした。
幸いに、パニック障害について、少しだけだけど聞いたことがあったので、
2回目の発作のあと、ネットで調べて自分がパニック障害だと気づき。
すぐに精神科を受診してお薬をもらいました。
最初に処方された薬が副作用がきつくて、辛くて、
クリニックの医師とあまり合わなかったのもあり
しばらくして病院を変え、少し弱めの薬を出してもらいました。
最初に出された薬は、
飲み始めて自分の体になじむまで2週間程度は
気持ち悪いなどの副作用があって、けっこう辛く。
しかも、その薬をやめる時も、いきなり飲むのをやめてしまうと
逆に精神的に不安定になってしまうので徐々に、徐々に薬を減らしていく。
私はその最初の薬がとても嫌で、
「こんなに強いの飲まなきゃいけないのかな?」と思ってて。
でも病院を変えた時、そこの医師から
「不安が出た時だけ飲める薬があるから、それにしましょう」
って言われて変えてもらって。
それが、すごくよかったなーって今でも思ってます。
それから2、3年は、その薬をお守り代わりで持って外出したりしてました。
不安になっちゃったときはもちろん飲んで、
でもそれを持ってるだけでも安心できたんですね。
その薬があって、本当に心強かったです。
私は薬を飲むのがあまり好きじゃなかったのもあって、
薬を飲まない方向に持っていけるよう努力しました。
薬無しで生活できるようになったとき、それができて初めて
パニック障害が治ったことになると思ったから。
パニック障害になって以降、カウンセリングこそ受けなかったものの、
自分の過去と向き合ったりしました。
私の場合、親も、きょうだいも、旦那も、友達も、バイト先の人も、
みんな私のこの病気を否定することなく受け入れてもらえたので
その恵まれた環境のもと、割と早く回復できたと思います。
最近、抗うつ薬についての賛否の論議が、ネットなどでされています。
「精神薬だけ飲んでも、精神病は治らない」と。
私も、まったくその通りだと思います。
精神薬は、痛み止めのようなものです。
パニック障害でいえば、今出てる不安感を、抑えてくれる。
その効果は抜群です。
でも、その薬を飲み続けたからといって、パニック障害が治るわけではない。
痛みがあるとき、それが虫歯だったら、歯の治療をしないと虫歯は治らない。
痛み止めを飲んで、痛みがひいても根本的な治療にはなってない。
精神薬も同じなんです。
症状をただ抑えるだけで、根本的な解決にはならない。
でも、いまの精神科の制度だと、カウンセリングを行ってるところなんて
ごくわずか。
大抵のメンタルクリニックは、お話しだけ聞いて、
薬を出すだけ。
薬を飲むのが悪いわけじゃない。
実際、私はあの薬がなかったら、パニック発作を常に常に怯え、更に不安感を募らせ、
病状は悪化していっただろうと思うから。
(だからといって治らないわけじゃないよ)
あの薬があったからこそ、回復も早かったと思う。
でも、体や心に不調が出てる時。
それは自分からのサインだよ。
「もっと私を大切にして!」というサイン。
それはだ精神病だけじゃなく、
体の不調も一緒。
体と心は繋がっているから。
だから自分と向き合うことが不可欠になってくる。
こちらの記事、ぜひ読んでほしい。
西洋医学が悪いんじゃない。
でもそれだけでは不十分。
誰かを悪者にすればいいのではなく、
ただただ自分を大事にするということが必要なんだと思う。