【可哀想な自分を手放す】
弱さや敗北を経験した人は、時に物語の中で美しく描かれ、同情や共感を集めることがある。
けれど、別の視点から見てみると、そこには“ネガティブな感情”から生まれる一種の活力や満足感が根を張っていることもあり、
「不公平だった」
「あんな目に遭った」
――そうした苦しみを抱えたまま、それを“生きがい”のようにして、被害者という立場に居続けようとする傾向がある。
そしていつしか、「可哀想な自分」を愛し、守り、手放せなくなってしまう。
それは、本来の自分の光を曇らせ執着となって、歪んだ正当化を支えにしながら、生きることに依存してしまう。
本当は、どんな経験も通過点にすぎないし、そこにしがみつく必要はない。
過去を糧にしながら、今この瞬間に立ち戻ることで人は本来の自分自身と再び繋がっていける。
自分を哀れむのではなく、その経験を超えてきたという強さが備わり、魂の強さに繋がる。
そして、過去世のカルマの解消にもなるはず。

