実の母は、私が3歳の時に亡くなったと聞かされて育ったけれど…。
写真も無ければ、位牌も無い…。
お墓参りにも行かない。
幼心にも、おかしいなと思っていましたが、聞いてはいけないような気がして…聞けずにいました。
ところが、中学2年のある日…。
『今から、お葬式に行くから…』
と車に乗せられました。
着いた所は、葬儀場で…。
周りの人が『Rikaちゃんが来た…』とざわつきました。
この瞬間、
あっこの亡くなった人が私のお母さんだ…![]()
と心の中で思いました。
極めつけが、お棺の蓋を閉じる釘(?)を最初に打ったのが私でした。
今でも鮮明に覚えています。
帰りの車の中で、『なんで今まで、隠してたの?』と伯母・叔父に聞くと…。
ぽつりぽつりと話し始めて…。
母が病気で、私を育てる事が難しかったこと…。
父と母は、お見合い結婚したけれど、病気の事は、聞いてなくて…。父は騙されたんだと…。
どうやら母は、精神を患っていたようです。
48歳という若さで亡くなりました。
生きていたのに、私と話したことはないのです![]()
心の中にモヤモヤしたものが、ありましたが…。ずっと蓋をしていました。
どうして母は、私と会いたいと思わなかったのか?
自分が子供を産んで、父の苦労は、理解できたけれど…。
母は、どんな思いだったのだろうか?と…。
でも、日々の忙しさにかまけて、考えなくなりました。
ただ…。自分が余命宣告されて…。
悔いのない人生にしたいと思った時、母の事が知りたいと思いました。
私は、余りにも母のこと…知らな過ぎると…。
2018年8月
母の実家に、事前に連絡をし、訪ねることになりました。
この続きは、次回へ…。