パート1からの続きです。

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(珠帆)

香川県高松に住んでいて、豊島に行くようになったきっかけは?キノコ






(栗生)

高松から豊島まで高速艇で30分、一日5本運行。


英語を活かしたい、香川の魅力・良さを伝えたい。

人に伝えるためには香川の良さを知って、自分たちで堪能しつくさなければと思った。


最初は有名なところをレポートしていましたが、次第に地元の人しか知らない情報をつかんでいきました。


そんな私たちの活動を知った人が声をかけてくれました。


その方は2007年シブヤ大学を設立しました。


渋谷にキャンパスがあり、ある土地のスペシャリストの話を聞き倒すことがカリキュラムで、学長が20代という若さです。


シブヤ大学では瀬戸内海をテーマにして授業をやろうということで、豊島(てしま)がクローズアップされたので私たちもカリキュラム進行の手伝いをすることにしました。



2007年9月事前調査のため豊島に初上陸、私自身は香川県に住んでいながらここに来るのは初めてでした。


コーディネーターとして、この土地のことを知ろうとしたところ、地元の方で教えてくださる方が現れました。


出迎えてくれたのは、その後、私の生涯師匠となる砂川三男(すあがわみつお)さんです。


35年間「心の資料館」を管理してきた方です。


最初は冒険心みたいな状態でしたが、心の資料館で砂川さんの話を聴くと、自分が産業廃棄物の不法投棄による被害者のような気持ちに、当事者意識が芽生えたのです。









お年寄りが5人交代で香川県庁まで行って、毎週抗議に行った。


とあるとき、そんな活動をみていたおばあちゃんが身体の冷え切ってしまった抗議に行ったお年寄りへ甘酒を贈った。


あまりにもおいしかったので、甘酒を豊島へ持ち帰ったそうです。


私も香川県庁で抗議をしているのを見かけたかもしれませんが、そのときは何もわからず見ただけでした。


ところが、このような現実を知った今、私も何かをやらなければと思ったのです。






ごみの問題でニュースになり、ごみの島ということが全国に広まってしまったのです。


そのせいで、以前は高値で売られていたブランドみかんが、ダイオキシンなどが心配だということで捨てられてしまったり、誤解による風評被害を受けてしまっている。





風評被害の解消に役立つことだったら私にもできるのではと思い、まずは香川県民をこの豊島に呼ぼうと考えた。


ワインをきれいな海をみながら飲めれば風評被害を打開するのに良いと考え、砂浜のそばで公共交通機関がある個所から徒歩5分程度以内で家賃2万円の物件を探してワインバーを作ろうと思った。


アフタヌーンバーを作るため、インターネットで物件を募集したところ、タダで提供してくださった方が現れました。


事情があって2年くらいでこの物件から立ち退かなければならなくなったのですが、同時進行で豊島の南側に位置する集落「甲生」の、片山邸内の「門番小屋」にアフタヌーンバーを引っ越しして再開、現在に至ります。


公共交通機関から5分よりも離れている立地条件なので、8人乗りのワゴン車を購入してアフタヌーンバー利用者向けの送迎をはじめました。


片山邸というのは、幕末に坂本竜馬や勝海舟が未来にむけて話し合おうということで片山さんが呼んで語った屋敷。


豊島の人にとっては、自慢に持っている、誇りであり、敷居が高い存在であります。


地元の人にも利用してもらいたいと思い、お茶会や漁師がとった魚をふるまう会などの会場として利用していただいております。


自然と人が降ってくるような感じです。


パート3へ続く

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