1はこちらから。
記憶の中の本家も、道路も、お墓も、とても大きいと思っていたけど、
今回は「こんなに小さかったっけ?」
家は大きいけど、田舎ではよく見る大きい家という感じ。
父が嫌いだったのと、私は恐怖を感じやすかったからすごく大きく感じていたんだなあ。
それだけだ。
今はただの田舎になった。
本家の従兄弟は仕事でいなかったけど、メモとお線香を用意してくれていた(家の裏がお墓)
お墓の前で何を思ったかは忘れたけど、風が吹いたことと、なんだかスーっとしたことを覚えている。
それから墓誌をみると今で13代目らしくて、その歴史にびっくりした。
私が小学生のころまでは養蚕をやっていた家で、桑の葉を食べるお蚕さんがいて、
それが不気味で怖かった。
(だって大量のイモ虫…)
トトロ並みの急な階段を上がると、お蚕さんが繭を作る部屋になってて、繭にならないコが床に落ちててそれも怖かった。
トイレは外にあって、汲み取り式で、裸電球で、とってもざらざらした茶色い紙が置いてあった。(今は家の中にトイレが作られてる)
土間と掘り炬燵もあったな。
あんなに嫌いだったけど、貴重な「田舎」を体験できたと今はありがたく思う。
つづく

