今週末10/26(土)はいよいよ東京での自身初の講演会です。
まだまだ名古屋のVibesの中にいます。
それほどに素晴らしいイベントでした。
切り替えなどせずに、このバイブスは心地いいので
このバイブスのまま東京へ乗り込もうと思います!
11/1の北海道の講演会のポスター。
先方から一発OKが出た!との報告を受け、
ここに僕とYUさんの高校生コスプレをさらしたいと思います!笑
どうぞご覧あれ!!!
こちら表面で、

大量の写真切り抜きYUさん頑張ってくれました✨😆
そしてこちらが裏面。

タイトな時間だったけど、
あんなのにしよー!こんなのにしよー!と
創る工程も楽しかったです!
フォトショップやイラストレーターを使えてないので、仕上がりはたぶん粗めなのは目をつぶろう。悔!
なかなか似合っていてコスプレ感が薄め?笑
そうなると笑いがあまり取れないので、
逆にちょっと、、こっ恥ずかしぃなオイ!
まだまだお席ありますよー!
ライブ配信での参加も募集中ー!
ぜひ生さとるを体感してください!
世界中どこからでも視聴可能!
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satoru's story
【season2 エピソード6 浪人生⑥ 】
「新しい生活」
朝食はのりちゃんお手製のスープに食パン。
そして淹れたてのコーヒーだ。
配膳だけセルフだ。
「パパにも運んで!」
ソファに座る理事長の前に置く。
理事長の目線は100インチのテレビだ。
半分ほどのテレビがもう一台付いてある。
株専用だ。
両方を同時にみてるようだ。
すげーーけど、目おかしくなりそー。
理事長はスープにもパンにも手をつけなかった。
のりちゃんが支度を終え、
自分のものを持って現れた。
スープとパンは半分だ。
のりちゃんは以前に胃の全摘手術をして、
一度にたくさんは食べられないし、
食べるのもゆっくりだ。
のりちゃんは
僕が理事長に置いたスープとパンを
より理事長に無言で近づけた。
手を伸ばさなくても届く距離に。
すると理事長はスープに手を伸ばす。
「うそやん!ほんの20センチほどの違いやん!」
僕は呆れたような、驚いたような、
若干声デカめでそう言い放った。
理事長はニヤリと笑って、
「よーけ食べてきたから、一食くらい焦らへん。
目の前に出てきたら食おか!ってなもんでな。」
と言って美味しそうに平らげた。
のりちゃんの作るスープは何が入ってるのか、
食べたことのない味がしたが、
とても美味しかった。
自転車に乗って予備校へ行く。
昨日は突然僕の姿がなくなって、
寮はどうなったろうか。
予備校に着くと、
ドンの取巻きの子達が待っていた。
「オイチ、ごめんーーー!!!」
そう言って泣きに泣いていた。
僕が寮を抜け出したことをチクったのは、
ドンと取巻きだったようだ。
こんなことになるなんて思わなかった。
一緒に言いに行こう!と言われて断れなかったこと。
でもキライでもないし、チクる気もなかったこと。
そしてまさか退寮になるなど予想外だったこと。
どうして良いものかととりあえず謝りにきてくれたようだった。
「ルールを守らなかったのはボクやから、これでええねや。チクる気なくても一緒に行ったんなら、それは合意の上やん?それはようわからんわ。」
彼女たちの気持ちは嬉しかったが、
ドン抜きでボクに話しかけてくることが、
ドンのことも裏切っているようで
手放しでは喜べなかった。
ボクの彼女は、
同じ階の平和組や、
同郷の友達が階違いにいて1人じゃない。
ドンや取巻きの子達とも、
必要以上の付き合いはしなくなったが、
過ぎ去る日々の中で関係性は戻っていった。
夕方は、別の寮でご飯だけ食べて、
また予備校へ戻る。
寮の自習の代わりに、
予備校が解放している自習室で勉強する。
自宅生の子達がたくさんいた。
どうにか抜け出して、
ギターを弾きに行けやしないか考えたが、
毎時間出席を確認される。
そして見守りの事務員の人がいる。
それにしても、
ほんとに静かで、
本やノートを繰る音と、
物を書く音だけが聞こえてくる。
みんな本気なんだな。
自分の道、しかもみんな一度失敗してる。
今度こそって頑張っている。
ボクはまるで人事のようにここに座っている。
ギターが弾きたい。
そして目線は同じ。
人の肌や腕、背の高さや髪の生え際。
くまなくリサーチする。
うんざりする。
同じクラスの男の子がいた。
背の高いその子は気さくで面白かった。
互いの彼女のことや、
セックスのこと、
これまでのことやこれからのこと、
なんでも話せるヤツだった。
その時、
ボクは女の子ではあるが、
ココロは男でいることも包み隠さずに話していた。
彼は驚いたんだろうか。
ボクを男友達として扱ってくれていた。
休憩時間にはともに外へタバコを吸いに行った。
帰りの時間には理事長ものりちゃんも
厳しくはなかった。
そしてボクの住むはなれには
外へ抜ける出入り口がたくさんある。
一度理事長宅へ戻り、
また自転車でギターを弾きに
友達の彼氏の家へ向かう。
週に2、3度は
そんな時間を過ごした。
彼のおかげでギターは日に日に上手くなり、
半年で50曲を暗譜し弾けるようになっていた。
まだたどたどしい押さえ方。
鳴らない音もあるが楽しくて仕方なかった。
バイトしたら一番にギターを買おう。
そう決めた。
女だらけの寮生活よりも、
ある程度自由でいられるこの環境が
ボクには最適だった。
相変わらず勉強はそっちのけだったが。
ある日の夜の自習時間、
事務員がボクに小さな声で話しかける。
なんか(悪いこと)したっけ。。。
「理事長が呼んでるから、すぐに片付けて。」
時計を見るとまだ自習の時間は2時間以上ある。
男友達は
大丈夫?ってボクのノートに書いている。
ボクは肩をすくめて、
わからん!と口パクした。
自習室を出るとさっきの事務員の人が待っていた。
「理事長がおまえ連れて来いって連絡きたから。」
と言った。
「どこいくん?」
とりあえず車に乗れと言う。
ま、公に自習がサボれるんだからいっか。笑
着いたのは、
どこかのお高そうな料亭の座敷だった。
「おーー!!!オイチ、来たかー!!!」
上機嫌な理事長と10人以上のおじさんたちがいた。
「最近、うちに来とるオイチやー!女やけど、男みたいなヤツでなー!」と人をネタに一笑い取っている。
「なんでも食うたらええ。」
目の前には豪華な食事が並んでいた。
寮で夕食を食べて間もないが、
これならいくらでも入りそうだ。
遠慮なく箸を持ち食べた。
「この人講演に呼んだら100万かかんねやで!」
そんなにすごい人なのかと見てみると、
大人しそうで優しそうな白髪のおじいちゃんだった。
有名な数学者だという。
豚に真珠とはこのことだ。
だが一目でこの人はいい人だ、と悟ったボクは
斜に構えるのはやめた。
白髪のおじさんは何か言ってくれていたが、
ボソボソ喋るので何をいっているのかわからなかった。
ボクは聞き返さなかった。
理事長は滅多に会えないような人との会食に
ボクをわざわざ呼んでくれた。
母は自分の友達にボクを会わせたがらない。
女なのに男みたいだから。
親と理事長とボクとの関係性は違ってる。
そんなことはわかっている。
理事長はボクという人間を恥じてはいないのだ。
こんな場所になぜ呼んでくれたのか、
メリットなどあるはずもないのに。
本意は知らない。
でも鈍いボクでもさすがにこれだけはわかる。
ボクはきっと可愛がられているのだ。
嬉しい時って、どうしたらいいんだろう。
あなたの気持ちが嬉しいって
どうやって応えたらいいんだろう。
言葉や動作で表すって難しい。
表すのが恥ずかしいのだ。
マラソンで一位を取っても当たり前。
作文や絵で表彰状を取っても褒められた記憶もない。
いつしか表彰状はただの紙となって
にシールや落書きをしたっけ。
ボクがもらった
いくつかの表彰状やメダルやトロフィーは
いつも押入れのどこかで、
引っ越しとともに無くなっていく。
ボクは恥ずかしい存在なのか?
だから褒めてもらえそうな場面でも
褒めてはもらえないんだろうか。
ボクが得たものたちでさえ、
無くなっていく様子は
ボク自身の痕跡が無くなっていくようで
なんだか寂しかった。
リセットボタンを望んでいるのに?
記念写真を撮ると声がする。
初めて会った白髪のおじさんと手を繋ぎ、
理事長と肩を組んだ。
その場にいること。
与えられたもの(食事やモノ)をもらうこと。
それがボクにできる喜びの表現であった。
ボクにしたら上出来だ。
(続)
Comiming soon!!!
「 たぬきオヤジ 」
【 SATORU'S イベント等出演情報 】
さとる人生初の講演会を開催します!
ココロは男性、カラダは女性として生まれ生きてきた道のり、そして
自分や親との葛藤、そこで得たもの、失ったもの。
この体験を通して僕の魂が学んだこと、赤裸々にお話しします!
10/26(土)慈眞 理 講演会@東京 サンクチュアリ出版
QRからも読み取れるよ!
11/1 北海道立 川上高等学校 講演会
本気と本音の命と性の授業!!! 「自分を生きるための性教育」


さとるメニューもご贔屓に!
【 SATORU'S MENU 】
①3rd PLACE satoru's 個人カウンセリング「トークAction!!!」
②世界に一つだけの「書」完全オーダー賜ります。
(料金)30,000円~サイズや内容によりご相談ください。
リビングに、プレゼントに、セッションルームにあなただけの「書」を。
ほぼ、僕のインスピレーションで書いています。ヒアリング時にご希望あれば伺います。
こんな空間にしたい!この字を書いてほしい!
用途やサイズ、額装も相談してください。
③SATORUレンタル
(料金)33,000円~/ 2h
時間や内容などご相談ください。
楽しいことにボクをよんでくださーい!
例えば、、、
・イベントの司会
・ギターや歌で盛り上げてほしい
・イベントを企画してほしい
・似合う服や髪形をコーディネイトしてほしい
(買い物同行)など
お問合せは s.rebornproduce@gmail.com
慈眞 理まで
★ SATORUの音楽活動も応援してください!!!
【さとるの小部屋】

~徒然つぶやき~
いやはや、トランスジェンダー のことを
自分から話すっていうのは、
僕からしたら「あり得ない」ことだったんです。
こんな風に生まれてきたことは
僕にとってはもう当たり前なことで、
特別なことでもなくって。
それこそ10代の渦中にいるときは、
この苦悩をわかってほしくて、
見た目で苦労がわかる人(手や足がないなど)
が羨ましいと思ったことすらあった。(ヒドイ
でもいつしか、
このように生まれてきた自分を受け入れ、
自分が自分を恥じなくなったとき、
それが明確になったのは2015年だろう。
手術をしたのもこの年だが、
それよりも僕が自分を生きるぞ!と決めたのがこの辺りで。
親(の価値観)から、
へその緒を切る覚悟をしたことが
僕の自立だったと思う。
きっと苦労してきたんだろう。
壮絶な人生だったろう。
大変だっただろう。
そんな風に思われたくないし、
同情なんてむしろ要らない。
だから、
トランスジェンダー のことを言ってもいいけど、
言わなくてもいいし。
活動していく中でも、
それを大きく取り上げてというのは考えられなかった。
今回の講演会では、
この講演会を組み立ててプロデュースしてくれた
まみちゃんからは、
「サトルくんは、トランスジェンダー のことを自分の口で話した方がいいと思うよ。」と言われた。
トランスジェンダー のことなら、
当事者で話している人たくさんいるのに?
僕の人生は、オンリーワン。
確かに僕の人生は
トランスジェンダー としての軸で切り取ると
たくさんの感情がそこから生まれている。
在り方が逆だったかもな。
言ってもいいし、言わなくてもいいこと。
フラットなようでいて、
フラットじゃなかったのかも。
僕という人間を知ってもらうには、
そこは避けては通れない道。
悲しんでもらいたいわけじゃない。
大変だったね、と言ってほしいわけでもない。
ただ、
僕はこんな人生を生きてきました。
こんなことがあって、
こんなことを学びました。
それを伝えること。
僕に今できること。
やりたいこと。
やろう!って思います!
サイコーの仲間たちと創る世界を
一つひとつ楽しんでいきます!