物語風に、
小説風に、
書いていくのが日々の楽しいですー!笑
海外ドラマ好きがこんなところで、いかされるとは!笑


今日のエピソードは、
少年マリに春が来た。
切なく甘い思春期恋愛ドラマですな。笑



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SATORU's story

season エピソード4   思春期 中学生③ 編】


「初めて付き合ったのは、女の子。」



日に日に身体への違和感は増す一方で、

学校自体は大好きであった。


「友だちに逢える場所。」


軍隊のような学校教育も、

「真剣にやるのはカッコ悪い」という

思春期ならではの価値観の帆を動かしていった。



最初はやらされ感がほとんどだけどら

やれば楽しい。

「本気でやる楽しさ」を学んだ。

真剣だからこそ、楽しい。





「アルミ缶を拾って持ってこい!」

という謎の学校司令は突然出された。


テキトーにみんな持っていく。

スーパーの袋はやがてゴミ袋へ。

両手持ち。

毎日クラスで集計する。



やみくもに見えたその取組みは

12クラスの熱戦へと導いていく。



あのクラスがすげーーーらしい。



見に行くと、

教室の後ろはゴミ袋で黒一色の山。



白木んち(オレ)

ダンプカーで持ってきたらしいで。笑


拾い集めた10個ほどのゴミ袋を(けっこー本気

家で保管するのは大変と、

オカンが近所の人に車出してもらって連れてきてもらった模様。(ダンプカーてw




人の話の尾ひれは実に面白い。



のちにその黒の山は、

僕らの喉を潤す何台もの冷水機になる。(すげーーーw




「ばんりー!」

当時、

万理ということからそんなあだ名で呼ばれていた。
万里の長城、字は違うが。。笑


振り返ると、

同じ小学校だったテニス部の友だちが手を振っている。



その子の周りには、

違う小学校から来た知らない顔が2つ3つ。

同じテニス部だというその子たちに、

ボクを紹介した。



「で、ばんりはこの子と付き合ってんだよね!」



え?びっくり  みなさん、会ったばかりやん。。




冗談を理解する間もなく、

みんな同じ顔で。びっくり



この子、と呼ばれた子以外は。(驚


その子は笑顔で

「うん、そうだよ!」と答えた。




え???



冗談に乗る感じでもないその子の一言に

フリをした友達も驚く。(驚くんかい!w



その日から、

僕らは「付き合っている」ということになった。

この展開に、さすがにどーする?ってなったっけ。笑

成り行きは覚えてないんだけど、

このまま付き合おうってことになった。

始まりは確か、そんな感じだった。


廊下を歩けば、

ヒューヒューとからかわれたり。笑



それは、

女子と女子が付き合っているから、

というものでなかったのは、

ボクの思い込みでなかったと今も信じている。



付き合っているとことになっているという

既成の事実だけでドキドキするお年頃。



そして、

才色兼備なその子に惚れない理由はなかった。




中学一年の少年マリに春は訪れた。



2人でデートをした記憶もない。



僕らの部活は忙しすぎたから、

せめて一緒に帰ろうと部活終わりに校門で待つ。



校門を出たら僕らの家は右左。(バイバイやん。笑



照れるにも程がある!とツッコミを入れたくなるほど

ボクはほとんど喋れなかった。



目が合うだけで死ぬ。(乙女か!w




ボクは何度も死んだ。




女子が女子と付き合ってる。

その考えは少年マリにはなかった。

男なんだから女を好きになって当たり前。



その大前提があった。





だからボクは、

もの好きな男子(失礼)から告白を受けても、

〇〇ちゃんと付き合ってる。

と言い放っていた。(どー思われてもいーとすら思っていない。




廊下で2人でいるところも、

付き合っていることも隠さなかったし、

それをどうこう言ってくる奴もいなかった。




陰で言ってたかもしれないけど、

この耳には噂レベルすらも入ってこなかった。

むしろ、2人は付き合っている。

という公の認識が周りにはあって、

そういう意味ではとても恵まれた環境だった。




手紙のやり取りをしたり、(携帯はない

たまに電話をしたり、(もちろん家の電話w

体育館からグラウンドを見ると、

スコート姿のその子は気づいてラケットを振る。
(浮かれ注意報発令



校内を歩くその風景に

その子が目に映るだけで幸せだった。



少年マリに春は訪れた。



言葉数は多くはなかったが、

その子の視点や発する言葉が素敵だった。



手を繋ぐ。



ボクから繋いだことってあったのかな。


目が合うだけで死ぬ少年マリだ。(何度目や


手を繋いでくれたり、

服の袖を掴まれるだけで、

脈拍は200を超えてたろう。(死んでるやん



彼女には

男として見られたい!



そんな思いが強くなった。

新たな台風の目は起きていた。

もはや恋心とは別の、

自分との葛藤の火種がそこにあった。




ボクのこと、男として好き?


どんな風に想ってくれてる?


それは結局のところ、自分の身体への執着心。



ボクは男なのに男じゃない。


カッコいい男だと思われたい!



毎年バレンタインには

ボクの靴箱にはいくつかのチョコレートが入っていて、

教室での義理チョコは除き、笑

校門で待ってくれてる本気女子を入れると

10個くらいになっていた。(案外モテたんだねー




でも、どんどん自信は無くなっていった。



人気者だからでしょ?(それほどでもないがなw

目立ってるからでしょ?(その鼻をへし折ってやろうか

オモロいからでしょ?(自分でハードル上げよったw

ほんとにボクのこと好き?(乙女です♡





何に発展するでもない、
どこまでもプラトニックな純粋な恋。


中学2年の終わりに起きた突然の

少年マリ宅の引越しを機に終わりを告げるのだった。
(本人も引越し2週間前に知らされる。




台風にのまれるかのように、

身体への不安の渦は大きくなり、

ココロと身体の性の不一致という、

原因のわからないこの状況に、

憤りは怒りとなり、その矛先を探していた。




(続)

coming soon!
新しい学校、新しい出逢い、そして進学へ。