暴れん坊の台風が過ぎ去り、
一過の猛暑に備えていたけれど
どうやら肩透かしの様相。
朝の散歩・ウォーキングを
5時台にずらしてるここ数日は
湿度も低めで特に爽やか、
吹き抜けていく風が心地よい。
それでも
内側に溜め込んだ火照りを
なめらかに落ち着かせたくて。
火のエレメントを鎮める苦味を頼りに
ゴーヤのスムージーを飲み干す。
毎シーズンのおたのしみは
やっぱり美味しい♡
ただ思った以上に苦味がなかった。
ゴーヤは苦くてナンボのもの、
じゃない?(笑)
そうでなくてもここ数年、
何となく気になっていたのだ。
品質改良という名のもとで
本来の味とは異なる味の方が
優勢になっている種のこと。
たとえば苦味のないゴーヤ。
ほかにも酸味のないトマト。
とある生産地でたずねてみれば、
その方が食べやすいから、
その方が売れそうだから、
そんな回答が返ってきた。
まあ、
たしかにそうなのかもしれない。
調理していざいただいてみると
クセがなくて結構食べやすいなぁ
などと思うもハッとする。
素材の味を眺める
アーユルヴェーダの食事法的に言えば、
苦味はピッタを鎮める。
解毒や熱冷ましの働きが期待できるほか
消化力を活性し食欲を刺激するなど、
この時季に求められる要素で満ちている。
トマトの酸っぱさも
ゴーヤの苦さも
その本来が失われるとあれば
心身への作用が変わることは
一目瞭然だろう。
というか。
環境の移ろいに因るならまだしも、
人間が自然のものに
手を加えることが許されるのは
どこまでなのかなと。
シンプルにそんなことを思う
瞬間がある。
