京都 関西 岡山 キネシオロジー 安藤晶子です。
先週木曜日から岡山にいて、先ほど京都に戻りました。個人セッションやOBO公式講座(ブレインジム中級)、そして2日間にわたって被災地ボランティアをしてきました。
「安藤さん、よく動いてますねー。」
「あきちゃん、疲れてるやろ―?」
「あきさん、疲れないん?」
私の呼び方はどうでもいいけど、周りの人が声をかけてくれます。
被災地に行ったら汗はかくけど、身体は軽いかも? もしかして、疲れていないかも? 残念ながら、私の思う「心地よい疲れ」までは行ってないかも?(^_^;)
これは力の出し惜しみなのかなー?それとも男性並みにしていないせいなのかなー? と考えていました。きっぱり後者でした。
男の人のようにはできないわー、できなくていいわー、頑張る代わりに、出来ることをしてたらいいわー。
この意識が超加速しています。ドイツでのバランス調整が効いているのか、今回の災害復旧や関係各所の男の人を見て、すごいなーと感じています。
昨日は、男子1名を含む3人で新品のポロシャツを着て、矢掛高校周辺を回りました。
川が氾濫して、橋が壊れて、孤立していた集落にたどり着きました。田んぼに砂が入り込んで、そこに掻き出した土砂を集めておられました。
ひと月前は、海のようだったそうです。
何軒かを回りましたが、ちょうどお盆前のご住職さん訪問の日時と重なってたようで、「ストレスより、これからお坊さんが来るんじゃわー」と断られるばかりでした。
なので、そこから、真備町内へ移動して、一番多くの方が避難されている岡田小学校へ向かいました。
ここでは、避難されているある女性にお会いすることになっていました。その方の姪っ子さんに、岡山市内で偶然お会いしたのがきっかけです。「叔母が精神的に参っているので、来てほしい」と言われていました。
プライベートに抵触しない範囲で書くならば、私にはずいぶんと考えさせられるテーマが浮上しました。
彼女は、動きづらくなっておられました。特に調整が必要なのは、頭蓋と足でした。ただ、施術の最初、私の前に仰向けに寝ていただいた時、ブレインジムのフックアップの動きで横になられました。
つまり、左脚と左手を上に組んで寝られたのです。私は思わず
「すごい!この形を寝る時にすると熟睡できるといわれていますよ。無意識にこの動きをされているんですね。すごいですね。」と言いました。
そこから不思議な時間が始まりました。その方は、施術中、私に何度も「いま、私の考えていることがわかります?」と声をかけるのです。
最初は「うーーん」と濁していたのですが、4度目くらいに私は、「考えておられること全部はわからないけれど、あきらめ、悲しみ、のほかに怒りを感じます」と答えました。
彼女はパッと目を開けられました。それをきっかけに、潜在意識の情報がなだれ込んできました。そして、彼女にいくつかを伝えることになりました。
「あなたは自分がおかしくなったと思っているかもしれませんが、あなたの反応はまともです。起きるはずがないことが起きて、動けなくなっているのです。平気で動けている人のほうがある意味異常かもしれません。今はゆっくりでいいので、目の前に来たことをしていきましょう。食べ物が来たら食べる、寝る時間が来たら寝る。動けない自分を責めたらいけませんよ。ゆっくり行きましょう。自分の気持ちが動いてきたらそれに従ってください。とにかく自分の気持ちを大事にしてください。」
これはいわゆるリーディングです。先週の二万小学校でも、頑張って高齢の親を支えてい女性に「助けて、とヘルプを出して!」とリーディング的に伝えましたが、今回はもっと具体的なメッセージです。
私が被災地でも潜在意識の情報を伝えることにコミットしたせいでしょうか、彼女に必要と思われる情報が次々と来ました。
私「手先を使うこと・・何かしていらっしゃったのではないですか?手芸か何か、水害の前にしていらっしゃったことがありますね?」
彼女「ああ、そうなのよ。私は編み物をしていたの・・かぎ針編みとか・・・でも道具がなくなったわ。」
私「ああ、それですね。ここでもできるといいですね。今すぐじゃなくていいので、誰かに調達してもらうといいですよ。手先を動かしてみましょうね。」・・・
そして、前より声がはっきり出るようになって、顔色が良くなった彼女を確認し、「もう今日はこれ以上しなくていい」と身体の反応も出たので、施術を終えました。
ソシテ、ここから少し筆が重くなります。
その方の息子さん(後片付けなど頑張っている方)の施術も終え、では、これで失礼します、と部屋を離れようとしたその時、息子さんから「明日、(母を)病院に行かせることにしてるんですけどねえ・・」と話しかけられました。
私「病院?」
彼女「行きたくないんです」
そこからしばし、やり取りがあって。家族の方は彼女のことが心配なので心療内科に行ってほしいと思っていることがわかりました。
そこで私の心をよぎった心の声、正直に書きますと・・
まともな反応の彼女が行くの?
薬が出るの?
誰のために行くの?
家族の安心のために行くの?
本人は行きたくないって言っているけど?
ちなみに身体の反応はNO(必要ない)でした。ここからは私の範疇ではないので、彼女の意志と身体の反応について、家族に伝えて帰りました。いつまでも手を振って見送ってくださった顔が浮かびます。いい方向に流れが出来ますように、と祈りました。
でも本当に私の範疇でないのかどうか。。そこは正直分かりません。私の親だったら、「話を聞いてもらうだけならいいんじゃない」っていうでしょうか。薬は要らないだろうけど、そこで他の家族が反対したら、主張できるのだろうか、とも、あれこれ考えています。
皆がもっと身体の反応を重視したら話は早いのですが、薬信奉者の多い現実社会。動きにくい人がいたら、動けるようにと誰もが思うでしょう。だからこそ、私は頭を抱えました。
でも彼女の場合、今の動きにくい反応自体がまともなので、動くのはもう少し先でもいいようです。また今回の災害の裏には、「自分で何とかしようと思うのをやめてヘルプしてもらうことを学ぶ」(本当の姿をさらけ出せるか)というテーマがあります。
頑張れない彼女は、本当の姿をさらけ出している人の一人です。すぐに薬を飲まされるのではないかという、私の心配が杞憂であればいいなと思います。







