今日は、保育園に行くねん。
ご飯食べて、お着替えしたら
お母さんと、車に乗って
保育園に行って、
おはようございます、するねん。
保育園はね、
先生と、お友だちと
いーーっぱい遊ぶところ。
ふうの大好きな、すべり台もあるよ。
いっぱいおもちゃがあって、
美味しいごはんとおやつがあるよ。
お母さんとは
ちょっとだけ、ばいばいするの。
おやつ食べて、ごはん食べて
お昼寝して、おやつ食べたら、
お母さんが、ふうちゃーんって
お迎え、いくからね。
ぜーったい、お迎えいくからね。
ふうは、先生とお友だちと
いっぱい遊んで、待っててね。
お母さんとばいばい
ちょっとだけ寂しいけど
ご用事終わったら
すぐにお迎えいくからね。
待っててね。





最初はちっとも聞かないけど
何回も繰り返しゆっくりお話すると
そのうちじーっと聞きはじめます。


「あそぶー」
「せんせ?」
「ぜーったい」
「ふうちゃーん」
「ごあん!」
「しゅるしゅるー(すべり台)」
「わかた!」


時々分かる単語を喋りながら
じーっと聞いて、納得します。





こないだは半日保育。
今日は初めての一日保育。
8時間、離れます。
私の知らない、
ふうの世界が拡がっていく。
嬉しい。寂しい。嬉しい。
ありがたい。おめでとう。
大きく、なったよねー。





ちゃんと説明したら
先生に自分から抱きつき
笑顔で手をふり、見送ってくれました。
泣かずに一日を過ごしたとのこと。
順応性と好奇心だけで生きてきた
私の、娘だけはあるな(笑)





そんな一日を過ごして。
私たちも、
「まだ子どもやから分からん」
って、何も聞かされなかったこと
驚くほどいっぱいあったな、って。
あの時に前もってちゃんと
分かるまで話してくれてたら
あんなに悲しい想いは
しなかったのかもしれない、なんて。





私たちね。
産まれる前からあなたたちのこと
ちゃんと知ってるんだよ。
全部、知ってるんだよ。
あなたたちを愛してるの。
だからもっと、
もっと私たちを、信頼してほしかった。





分からないフリをした。
知らないフリをした。
あなたたちの望みのままに
子どものままでいることにしたの。





そうして、自分の気持ちを
忘れることにしたんだよね。
あなたたちの
そばで生きていくために。





そんなことを感じた日。
ふうはもう、ひとりの人間として
色んなことを感じて考えて
私の知らないことを教えてくれる。
そのことを受け入れて、
私がまた自立する日。





それでもね。
私たちの親が知らなかったのは
当たり前。
今のように情報がない時代。
コントロールされている社会。
だから、親のせいではない。
もちろん、あなたのせいでもない。





だからさ。もう親には求めずにさ。
悲しかったあの時の自分に、
何でそうなったのか
何があったのか
今のあなたが
ちゃんと説明してあげればいいんだよ。
分かるまで繰り返し何度も。





愛されていなかった訳じゃないって
あなたは愛されているんだよって
素晴らしい価値があるんだよって
分かるまで繰り返し何度も。





ね。
私ちゃんと分かるよ。
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