糸月に雨 | 緑のアロマ 青い波音

緑のアロマ 青い波音

日常と拙い詩、他愛のない話、情景の切り取り

ねえ
糸月が雲に霞んでる
雨がくるのかな

呟きが当てた深夜の雨

カーテン開けて空眺める
遠くで光る雷
暗い室内に慣れた目に、それはとても美しくて
風が運ぶのか咆哮のような雷鳴も届く

雨音は単調に時に激しく
さっきまでの君のよう
疲れて眠る横顔が、幼子みたい
髪にくちづけベッドに潜る

雫が緑を揺らす
なにも持たないいま、明日さえ約束できなくて
一緒にいることだけが真実
でも


夏がくる
まだ始まりさえできていないのかも知れない僕ら

抱き寄せる腕に小さく笑む君
また明日、笑っておくれ