糸月に雨ねえ糸月が雲に霞んでる雨がくるのかな呟きが当てた深夜の雨カーテン開けて空眺める遠くで光る雷暗い室内に慣れた目に、それはとても美しくて風が運ぶのか咆哮のような雷鳴も届く雨音は単調に時に激しくさっきまでの君のよう疲れて眠る横顔が、幼子みたい髪にくちづけベッドに潜る雫が緑を揺らすなにも持たないいま、明日さえ約束できなくて一緒にいることだけが真実でも夏がくるまだ始まりさえできていないのかも知れない僕ら抱き寄せる腕に小さく笑む君また明日、笑っておくれ