NHK総合テレビで放送されている「歴史秘話ヒストリア」で、ラーメンが取り上げられました。
波乱万丈!ラーメンと日本人 震災・革命・復興 激動のドラマ
普段テレビは見ないんですけど、ラーメン史をテーマにした番組は珍しいので、観てみました。
この番組は、歴史のエポックを再現ドラマや証言を交えて構成されています。再現ドラマは3パートあります。
「エピソード1 革命とラーメン」
ロシア革命から逃れてきた中華料理職人(王文彩)が、辛亥革命後の中華民国の留学生達に麺料理を提供してきた「竹家食堂」。「ラーメン」という言葉が生まれたエピソードは諸説ありますが、日本人の言葉として生まれた「竹家食堂説」をメインに紹介してくれたことが嬉しかったです。
当時の日本人の中国人に対する蔑視感を画面で表現しつつ、隣人との友好を食で築こうとした大久タツさんの発案を、再現ドラマで丁寧に描いていたと思います。
ただ、当時使われていた「支那そば」「中華そば」という言葉は慎重に避けられていて、それらの言葉が「ラーメン」に取って代わっていった流れは今回は出てきませんでした。北海道以外では、「ラーメン」と呼ばれるようになったのは「チキンラーメン」がきっかけなので、その辺は、NHKさんの朝ドラ「まんぷく」でやっていただけれるのかもしれません(笑)。
「エピソード2 震災とラーメン」
一方で、東京では醤油ラーメンが誕生。様々な文学者の作品の中にも残る、「浅草」への憧憬が記録が次々と紹介されています。関東大震災後、ラーメン屋台が東京市から推奨され、東京のみならず地方のラーメンにも影響を与えていった歴史が紹介されています。
そういえば、NHKの公式サイトの写真、エピソード1と入れ違いになってますよね。
「エピソード3 戦後復興とラーメン」
戦後の食糧不足の折、小麦粉がGHQを通じてアメリカから大量に輸入された話は、ジョージソルト氏の「ラーメンの語られざる歴史」で紹介されています。この著書で紹介されていた、米秘密文書が紹介されていて、ジョージソルト氏も番組でコメントしています。
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再現ドラマでは、「春木屋@荻窪」の創業者、今村五男氏が登場し、彼が荻窪の闇市で見つけた小麦粉がどこから来たのか、を主題に語られています。個人的には、小麦粉が輸入された後、何故ラーメンに流れたかをフォーカスしてほしいとも思いましたが、その辺は今後自分がまとめるべき課題だと思っています。
すでに本放送と再放送が終わっていますが、NHKオンデマンドでも見られるようなので、環境のある方は観てみてください。




