【出版】第2弾プレスリリース
調理人も「世相を料理で表わせ」
遊び心と社会への関心を持って アイデア料理で地方創生を実現
■世相反映のアイデア料理
社会の関心事をアイデアに取り込むことが私の発想法です―。
そう語るのは、広報代行会社を経営する蓮香尚文さん(67歳)=写真。この道34年だ。
蓮香さんは飲食店のPR企画の依頼で、アイデア料理メニューをよく提案している。そのメニューには遊び心があふれ、読む方も思わずクスっと笑ってしまうほど。「世相を表す料理メニューを、多くの飲食店に提案したい。そして、その料理を通して社会への関心を持って欲しい」と話す。
蓮香さんのユーモアたっぷりの成功事例を紹介すると―。
数年前、大阪のたこ焼き店のケース。バレンタインデ用に「黒と白の生地を二列に配したたこ焼き」を提案、発売したところ大ヒット。黒白(こくはく)と(告白)を結び付けた言葉遊びのアイデアが受けた。この成功に気をよくした蓮香さん、他のアイデアメニユー作りにも挑戦。
出来上がった発想ノウハウが記念日の活用だった。社会的視点の素材を「〇〇記念日」に求め、アイデアを練り込んでいった。
例えば「タイヤの日」(4月8日)。春の全国交通安全運動の4月と、タイヤをイメージした8日の語呂合わせ。提案したメニューは「鯖のスキムミルクスープパスタ」。この料理を発想した組み立てがおもしろい。「足が速い」(足が早い食材→鯖)タイヤでは脱輪(脱脂乳+リングイネ→スキムミルク+パスタ)事故が発生するなど社会問題に。ユーザー側の整備不良か製造者責任か、リコール届け出を受けて裁(鯖)かれた。製造側の評判はガタ落ちで、痛いや(タイヤ)」。
また8月3日のハサミの日のケース。使えなくなった ハサミを供養する日を(8)さみ(3)の語呂合わせ。創作したメニューは「ウサギ肉と茄子のさみ揚げ」。茄子にウサギ肉のひき肉で作ったタネを挟み込んで揚げることで「オレオレ詐欺」や「ネットのアカウント乗っ取り」トのアカウント乗っ取り」等の「なりすまし詐欺」をやり込める様を表現した。
「料理を通して社会や世相が見えてくるようなメニユーにすれば話題を呼び人が集まります」と蓮香さん。
これらのアイデア集を本にできないかと、飲食店関係者を対象に支援サイト(http://hasukahon.tokyo/ )を立ちあげた。サイトではアイデアメニュー12編を無償開示した上で、「書籍化を希望しますか」との問いに、1月20日現在、回答者200人うち、94%にあたる188人が出版希望の意思表示、好感触を得た。
これを受け、「食の街・関西から出版されれば嬉しい」と蓮香さんの夢は膨らむ。地方創生と叫ばれている中、アイデアメニューで活性化を実現という蓮香さんのアイデア魂に幸あれ。(了)
