正直、なぜ「日本の灯台50選」に選定されたのかが不思議で…

一般投票を行なったので著名な観光地の灯台が多く、特に北海道の割合が高い。

しかし海保の企画なので、玄人好きしそうな灯台も選ばれている。無人小島に立つ神子元島と水ノ子島、一般人上陸(立ち入り)不可の知床岬、絶海の孤島で最後に無人化された女島…


一方こちら…三原瀬戸明治灯台の中でも地味な存在だし、瀬戸内海(第六管区内)には明治初期灯台の鍋島と釣島がある…

ちなみに第六管区で他に選ばれているのは、男木島と佐田岬…これは分かる。


更に、50選の中で灯籠(灯室)の無い灯台は、これだけ。

なんだか愛嬌がある感じからか、官舎と信号所が在った跡地が桜の名所になったからか…



灯台については既出記事で触れているので補足点のみ…
高根島灯台には、大浜埼灯台と同じく潮流信号/通航信号所が置かれていた時期がある。
灯台後方にある“お立ち台”みたいな土盛りは、腕木信号塔が立っていた基礎っぽい。
桜の広場になっている敷地には、官舎の他に大浜埼にある旧信号所と同じ様な建物が建っていた。
明治27年設置の三原瀬戸8灯台は、当時新たな技術で6基が無人灯台として設置されたが、巡回管理の分担の為に1箇所、信号所設置で2箇所(内ひとつがここ)が職員常駐となっていた。
これらの職員常駐箇所は戦後に灯台が海上保安庁の所管となった後、「○○航路標識事務所」となり、昭和37年に尾道海上保安部に(大下島は33年今治航路標識事務所(37年に今治海上保安部に吸収)に)集約(無人化)されている。