四条烏丸、古今烏丸(COCON KARASUMA)に入る、FM京都・α-STATION…
古今烏丸は、元京都丸紅の昭和13年築のビルをリノベーションした複合商業施設。
そのため、周辺のビルとは雰囲気が違います。
高さ規制以前に建ったビルでしょうし、これが基準になったのかどうか、周囲のビルもほぼ同じ高さ…
そして3方を囲まれていて、付近はオフィスビルが多く、関係者以外が入れる建物も無さそう…
マップの航空写真ではSTLパラボラは屋上の真ん中辺りに在り…
“撮れるかなぁ”と思って訪れ、ぐるっと…
おっ!

α-STATIONには、幾つかの深い思い出があります。
知る人ぞ知るシンガーソングライター、大木彩乃さん(“大本”ではない)がDJの番組を放送していて、札幌のFM-NORTHWAIVEでもネットしており、季節の仕事で一定期間行った時も聴けたこと。
谷口キヨコさんの番組を家で聴いている最中、部屋の中に吊るしてある物が微妙に揺れ出し…新潟県中越地震でした。地震速報になった時のキヨコさんの切り替わりが凄かったです。
同じく谷口キヨコさんの番組で、ゲストのシンガーソングライター、奥華子さんの番組内ニックネームの募集があり、私の提案したのが採用されたこと…
そして、α-MORNING KYOTOという朝ワイド番組…
DJ、と言うより、パーソナリティだった佐藤弘樹氏の鋭く歯に衣着せぬ新聞分析やニュース解説で、とても参考になりました。
何より、その特徴的なバリトンボイス。某FMの全国ネット長寿番組の初代DJ城達也さんと並ぶと言って良い(ローカルなので知られていなかったが)“美声”で、それでのファンも多かったかと。京都市内のライブホールでDJイベントも何度か開催しておられました…参加経験は無いのですが…
特に、ラフリングペーパー(Ruffling Paper)という番組最初のコーナー。いわゆる新聞拾い読みですが、“新聞は一面から”という見方で、まずトップ(右肩)に何を持ってきているかを中心に“新聞による傾向”等も語っていました。
晩年変わりましたが、長い間使われていたジャズピアニスト木住野佳子さんの「極楽鳥」をBGMをバックに語る声は、今でも耳に残っています。
番組半ばにも、コラム等をピックアップした話題解説で唸らせました。
外大卒業で、インターンシップみたいなものでしょうか、在学中に外務省で在外公館勤務なども経験していて、外交関係や官僚体質の内情にも通じた鋭いコメントや話題も印象的でした。
外大で教鞭をとってもいて、それを活かした「ワンポイントイングリッシュ」のコーナーでは、言語文化に関する所まで突っ込んだ分析の解説もありました。
出演休止となる数年前位から理由をぼやかした様な欠席や休養が増え、出演時も話し出しが遅れたりすることが増え出していました。
最終出演となった日の放送は、冒頭の挨拶はあったものの、後はほとんどトークが無く、ニュース・天気・交通等アナウンサーが担当する所以外はフィラーBGMばかりで、放送事故状態に。
後日、その日の帰り際に会ったDJさんが、すごく辛そうだった様子を話していました。
その日から僅か一週間後に亡くなられました。
公表されたのは更に二週間後…番組終了も発表され、最終回は追悼番組になりました。
αでは言及されませんでしたが、肺がんだったそうです。そう言えば煙草をやめたと話していたこともありました。
テレビでは言わない様な批評や、そう言えば何度かあったテレビ出演での“演出”の事もよく持ち出していました。ストレートな意見を言うため、関係筋からの批判的な言われ方もあった様で、リスナー意見紹介がほぼ無かったのもそのためか?
死ぬまでやっていたい的なことも言っておられた記憶もあり、本当にそれを地でやってしまった様な…
城達也さんも番組担当終了後間もなく亡くなっており、同じ様に二十年余り番組を続けたという不思議な共通点。
この事は、このブログ再開のきっかけにもなっています。ラブリングペーパーと同じ様な新聞分析を目指しましたが……(笑)
