刻み海苔とチャーシューのラーメン

上越地区で過ごす怠惰な日の朝は、県境を越え、たら汁で有名な富山県の栄食堂で朝食をとることが多かったが、今は開店時間が遅くなってしまった。それに、世代交代したようで、ちょっと味が薄くなった気がした。そんなことから、朝6時から営業しているラーメンショップで、こてのりラーメンを戴く(写真)。

 

 

地図:白馬大仏と湯原温泉 猫鼻の湯

国道148号を南下し帰路につく。実は気になっている場所があった。それは小谷村の湯原温泉猫鼻の湯。しばらく前に通り掛かった時に、国道の看板に廃業を匂わす文字があったので寄ってみると、土地の所有者から立ち退きを求められているようだと、留守番をしていた常連客らしき人が話してくれた。Googleマップには「臨時休業」になっている(画像)が、果たしてどうなっているか。真相を確かめようと考えていた。

 

 

山間部の建物と駐車車両

願わくば、猫鼻の湯を運営している和尚に会って、仮に営業していたら、あのご機嫌な露天風呂と水風呂の混合浴を愉しみたい。そう考えている。遠目にみると、車があるので人がいるかもしれない。

 

 

閉店中の湯原温泉宿

ところが、その車はナンバープレートが外されている。人の気配はなく、入口には「営業中止」の看板が掲げられている(写真)。この瞬間、また一つ、私のお気に入りの場所が消える。

 

 

温泉小屋と看板

箱形の露天風呂は水道設備と分離され、国道沿いにあった看板は外され放置されている(写真)。「夏草や兵どもが夢の跡」。そんな芭蕉の心境になぞらえるものがある。

 

 

露天風呂で雨に打たれる岩風呂

逆に新たに訪れるようになっている大町市の日帰り温泉施設。週末なら昼前は大抵空いている。雨にあたりながら入る露天風呂(写真)は、心静かな時を得られることを教えてくれた。手ぬぐいを頭の上に載せれば、雨は意外と気にならず、むしろ水面を弾くしぶきや雨音に癒される。

 

 

ハンバーガー店に飾られたイラストと写真

先日、別れの会を催したばかりの大町名店街にある「Hungry Box YUKI」にまた来てしまう。7月に閉店することが決まり、平日でも多くの客が訪れているが、ちょうど席が空いたタイミングに入店できる。重ね重ね、自分のサードプレイスがなくなっていくことが寂しい。(写真/大町市出身のお笑い芸人・鉄拳のサインが飾られている)

 


上越での怠惰なひと時は必要不可欠 END