大量の課題を前に思うこと | 気まぐれ更新お出かけ記録。(名前を「はるき」に変えました。

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連休明けから、各小中学校で追加の課題配布がありました。

その量や内容に驚かれた人も多かったことでしょう。


小2のタクの課題の量も内容も、驚くべきものでした。

新しい教科書や教材を使った、予習的内容。

創意工夫が必要な、発展的内容。

時間のかかるもの。



低学年の児童1人ではまずこなせない量と内容。

前回の課題とはかなり温度差があったのではないでしょうか。




私も、中学校教員として、自分の生徒たちにたくさんの課題を出した立場です。




これらの課題を、私たち教師がどんな気持ちで出したのか、知ってほしいと思い、このブログを書きます。


これは私個人の思いですので、先生方それぞれ違う考えをお持ちだということを前提としてお読みください。





始まりは、4/10付けの文科省の文書でした。



基本的に、様々な決まりごとは、文科省→都道府県→市→教育委員会→校長→各校という流れで決まります。


職員会議で校長から話が下りてきた段階で、もう私たち教師に口を挟む余地はないのです。



この文書により、いくつかのことがすでに決定していました。


①連休後の課題は、毎日時間割のように組むこと。


②教科書を主体とした、予習的内容の課題とすること。


③この課題は、評価対象として良いということ。


④学校再開後、課題で扱った内容は割愛しても良いということ。





職員会議は大紛糾しました。

教師の誰も、このときこんなこと望んでいなかったと思います。


新しく習う内容を、いったいどうやって取り組ませるのか。

オンライン授業といっても、一方的に話す形でしか発信出来ない学校が大半。

私たち教師は、授業しながらそのときの空気で生徒たちの理解度を知ります。

それに合わせて補充したり進めたりしています。

その空気感なしで、一方的な内容で、いったい何の理解につながるのか。


すでにお子さんと新しい内容に取り組んだ親御さんも多いかと思いますが、理解させるの難しくないですか?

そもそも集中して取り組ませることが難しくないですか?


当たり前なんです。

子どもたちにとって、「親」なんですもの。

甘えが出ます。

周りにクラスメイトがいませんもの。

高め合えません。

学校じゃなくて家ですもの。

切り替えられません。

必要な教具がありません。

不安感が心の多くを占めています。


こんな状態で毎日を送ると、家庭内がギクシャクしちゃいますよ。

「なんでこんなのも分からないの?」という気持ちになりますよね。

そう言っちゃいますよね。

子どもの自己肯定感が下がっていきます。

親の負担は計り知れない。

教師の仕事を家庭に押し付けているのです。



何よりも、親が家におらず勉強を見られない生徒はどうするの?

親が家にいても在宅ワークなどで勉強を見られない生徒や、学童に行ってるけど勉強時間がそれほどない生徒たちもいます。


きっと、生徒によって事情は異なるでしょう。


こんな不公平な状態で出された課題を評価対象とする?

ありえません!


再開後、その内容を飛ばす?

ありません!


学力格差を招くだけ。

不登校を増やすだけ。

再開後の混乱を招くだけ。



……

でも、私たちがいくら叫んでも、文科省から文書が出た時点で、もう決定事項。

覆ることはありません。


(評価対象とするか、課題内容を飛ばすかは学校ごと、学年ごと、担当ごとに変わります。)


決まっているのであれば、あとはいかに生徒や保護者に負担の少ない内容とするか。

どんな補助ツールを利用させるか。

フォローをどうするか。

再開後にどんな風に課題内容を振り返るか。


私たちは、切り替えてこれらの視点にシフトしました。


で、出されたのがこの課題です。



色々思うことはあると思いますが、課題が出されるまでの1教師の思いをつづりました。



ちなみに、教師である私も、タクに新しい内容を教えるの難しいと思っている1人ですアセアセ