ブログでも組織社会での苦しみはたくさん書いてきて(時には愚痴を書き殴り↓)
管理職になってからこの2年でいろいろな事があり、
またいつも何かあると連絡する経営者の方に教えていただいたコンテンツ
Apple TV+で配信中の『化学の授業をはじめます(Lessons in Chemistry)』。
激しく共感(禿同←キボンヌと同じくらい死語?)し夢中でみています。
女性の生きづらさ、葛藤、そして価値を見出すストーリーが本当に面白くて
理系じゃなくても、楽しめるコンテンツなのでオススメ
本も購入し、娘も読んでみたーい!と飛びつきました。
1960年代のアメリカを舞台にした物語
見始めて驚きました。
「昔の話」ではなく、今の自分の話だったからです。
「これこれ」と思った研究成果の横取り
主人公のエリザベスは優秀な化学者。
しかし、女性であるという理由で研究者として正当に扱われず、研究成果を奪われ、主体性を認められません。
このシーンを見て、思わず「これこれ」と呟いてしまいました。
実は、私自身も前職、そして現在の会社でも、自分が主体的に進めた研究や準備してきた仕事が、組織の中で別の形で扱われた経験があります。
もちろん、すべてが悪意だったとは言いません。
でも、
「どうして私がファーストオーサーになれないんだろう」
「どうして主体的に研究していると認められないんだろう」
「どうして研究価値が高いサンプルじゃなくて二番煎じのサンプルしか使わせてもらえないんだろう。」
「なんでここまで時間をかけてしたためた仕事を成果になる直前になって横取りするんだろう。」
「「自分がやった、指示したpiopioさんはその通りにしただけ」←(え?誰もそんな事言ってないよね?内心)」
「なぜ役割的に妥当だと思う重要な会議に呼ばれない?座りたい席に座れないんだろう?」
悔しくて悔しくて眠れなかった事
一度や二度ではありませんでした。
理系女性の生きづらさ
理系女性として働いていると、専門性だけでは乗り越えられない壁があります。
強く主張すると「感情的」。
遠慮すると「リーダーシップ不足」。
専門性を発揮すると「扱いづらい」。
そして、成果を出しても「女性活躍枠」と言われることもある。
1960年代の話なのに、なぜこんなに共感してしまうのだろう。
それは、形を変えながらも、同じ構造が今でも残っているからなのかもしれません。
「あなたの好きにしていい」
そんな中で、ドラマで印象的だったのは、エリザベスが何度か言われるこの言葉。
「あなたの好きにしていい」
最初は研究者のパートナーから。
次は料理番組のプロデューサーから。
誰かが、
「あなたはそのままでいい」
「あなたの専門性を信じている」
と伝える場面でした。
私はこのシーンに救われました。
私にもいた「あなたのままでいい」と言ってくれる人
振り返ると、私の周囲にもそんな人たちがいました。
「感情の力は強みだよ」
「感情をコントロールできれば必ず評価される」
「新しい場所では必ずうまくいく」
そう言ってくれた上司。
専門的な知見を求めてくれる海外の同僚。
異動先で新しく信頼関係を築ける環境。
政治的に排除されてもなお、「あなたには価値がある」という心強い強いメッセージを伝えてくれる人はそう多くは無いですがいます。
外から声をかけてくれる人もそうです。
全員が味方ではなくても、自分の価値を認めてくれる人はいる。
それは、この数年の中で得た大きな学びでした。
理系女性だからこそ、自分らしく働きたい
以前の私は、「男性と同じように振る舞わなければ」と思っていました。
作業服を着て、感情を抑えて、強くならなければ。
でも今は違います。
好きな服を着ていい。
専門性を大切にしていい。
感情を持っていてもいい。
ただ、その伝え方や戦い方は学んでいけばいい。
エリザベスも、決して周囲に迎合したわけではありませんでした。
それでも、自分らしく進み続けました。
そして組織に認められなくても私には価値がある、楽しいと思える仕事をする
そして思っていることが一つ
科学も論理も間違っている事は間違っていると言って主張を通せる人になりたい
エリザベスみたいに
失敗したのは言い方、伝え方
組織圧力に対する読み
自分がありたいようするためには時には戦術が必要だよ?←先週経営者に言われた事。
今を生きるあなたへ
もし今、
「私ばかり損をしている」
「どうして認めてもらえないんだろう」
そう感じているなら。
あなただけではありません。
私は『化学の授業をはじめます』を見て、
「ああ、私だけじゃなかったんだ」
と思いました。
そしてもう一つ。
認めてくれる人は必ずいる。
その人たちと力を合わせながら、自分らしく進んでいけばいい。
なんのPRでもないただの読書感想文です。


