我が家の旧キッチンは、一見収納力は十分・・・・容積的には十分と思われました。
しかし、それは 物を使うための収納 ではありませんでした。
物を使うための収納とは、
そのものが取り出しやすく、しまいやすい。どこに何が、どれくらいあるかひと目でわかる。
そういうものではないかと思います。
わがキッチンはまったく逆・・・取り出しにくく、元に戻すにも動線も悪く、しまいにくい。
あとからあとから詰め込んでしまうために、どこに何があるのかわからなくなってしまう・・そんな状況でした。
もっともストレスを感じていたのは、
背面収納・食器棚下の開き戸になった収納部分でした。
背面収納下部のほとんどを占めるここは、なんと奥行きが60cm近くありました。
そして、中央に動かない網棚が一段。
ここに、何を入れよと言うのでしょう・・・
箱に入った、余分な食器、大きなもの?
こまごまとしたキッチン雑貨は箱に入れて収納するしかありません。
そして、奥のほうに入った箱は取り出せない・・・
結局、使わないもの、使用頻度の低いものを押し込むしかありませんでした。
吊戸棚は一番下の段は比較的使うことが出来ましたが、中段は背の高い私でさえも手を伸ばしてやっと届く程度・・・上段になると、脚立に登らないと物の出し入れが出来ませんでした。
吊戸棚の一番下は、粉類、食品在庫など。それより上には重量のある物は置くことができず、吊戸棚最上段は空き箱を入れていました。
ただでさえ、片付け下手で、ついつい食品の在庫もたくさん買ってしまうタイプの私にとって、この収納しにくいキッチンは致命的だったと思います。
こうして、旧キッチンの収納スペースの半分近くが、めったに使わないもの、ほとんど使わないもの、いらないもの を納めるために使われていたのでした。
では、日々使う、使用頻度の高いキッチン雑貨や調理器具、収納しきれないものはどうしていたのでしょうか。
それらは結局ほとんどがキッチンカウンターの上に置かれていました。
広さは十分あったカウンターでしたが、物があふれ、調理スペースはまな板一枚分を確保するのがやっと・・・
私だって、すっきり片付いた広々したカウンターの上でお料理したい。
でも、カウンターの上にある一番よく使う物たちを収納する場所をどうしても作ることが出来なかったのです。