
定休日で梅雨の晴れ間、午後から五島美術館へ。
日本の名蹟展、つまり能書家の書の素晴らしいコレクションを公開中でした。
実は私は基本、どんな名蹟、能書でも読めなきゃ意味ナシ!と考えるタイプ。子供の頃に習字やってましたが(実は有段者
)、正直全然面白くありませんでした
でも今日、日本人としてやはり書って素晴らしい~、と感じたのは年齢ゆえですが、この仕事に就いたゆえも大きいです。
昔は紙も手づくりの貴重品、そして歌のやりとりで社会生活から恋愛から成り立っていたのですから、文字通り、魂が入っています

筆跡に書いた人のエネルギーがあるのは仕事柄わかるのですが、それが今日ほどハッキリ感じられたことはありません。
経典だったりするとそのエネルギーや、写経する方の思いも加わるので、更に強力です

伝承上の筆者は結構デタラメで、だったら200年以上生きてるコトになるじゃん!とか、筆跡鑑定してるのか自分!と密かに突っ込んで遊んでいたら、なんとご近所の友人とバッタリ遭遇

長い付き合いの彼女もおんなじコト言ってたわ

藤原行成筆、と伝わる、古今集の読み人知らずの歌が切ないです。
こひすれば
わかみそ
影と
なりに
ける
さりとて人に
そはぬ
ものゆ
ゑ
「書き散らし」らしいのですが、1000年近く経て、ちゃんと表装されて展示されて、ポストカードまで作られてるなんて、筆者はあの世でびっくりでしょうね

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