師匠の写真家テラウチマサト氏が
「写真を撮るプロ」として
よく語っていたことが3つありました。
1、自分の撮る写真を言葉で説明できること
2、分かりやすいということは大切なこと
3、セルフポートレイトにはこだわること
これ、フリーランスで撮影を10年手がけてきて
いつも心に浮かび上がってくる大切な言葉でした。
ということで、あらためて、
プロフィール写真をセルフポートレイトで撮りました。
テラウチさんに言われたことの中で
最初に印象に残ったのは、
「自分の撮る写真を言葉で説明できること」
この言葉です。
いちばん、衝撃的でもありました。
写真家という仕事は、
なんか直感とか、感性とか、そういう研ぎすまされた感覚を
重視しているお仕事だと思っていました。
ですから、「センス」「感覚」「感性」の元々もつ
感度、センスがいい人のみ、選ばれし才能の人のみが
仕事としてできるのかと思っていましたから。
師匠のこの言葉をもう少し当時の言葉でお伝えすると、
言葉で語り尽くせないことがあるから、写真を撮るんだ。そうやって語る写真家、カメラマンも多い。けれど、仕事として写真を撮る以上、どうしてこの写真、この撮り方なのか、撮った本人が説明できること。それが、プロの仕事だ。
直感、感覚だけではなく、その写真の言葉を持て。
それが師匠の教え。
私は、写真家テラウチマサト氏のマネージャー、
雑誌の広告企画担当として過ごしてきて、
当時、テラウチ氏の元でとあるビジネス雑誌の
フォトコラージュの仕事を担当していました。
このフレーズは、確か1の説明できる写真と共通するところでもあり、
私が担当していたビジネス雑誌の
フォトコラージュを確認してもらったときに言われたことでした。
写真は、デザインで使われたり、コピーや文章で
モノごとを伝えるための補完としてのイメージに使われることが多い。
だから、
言葉が豊かになるために、写真があって、言葉があることによって、写真をスーッと見られる。そんな分かりやすい接点を持つ必要がある。
そんな言葉を言われました。
自分の写真を時々撮りなさい。そして、自分の写真を撮る時、特に女性はある一定のこだわり(キレイとか、かわいく撮れたとか)がある。そこに、とことんこだわりなさいと。
すると、誰かの写真を撮るときにも、微細なところも気にかけて、撮るようになる。
そう言われたことも思い出し、
2015年夏の自分のプロフィール写真を撮りました。
この写真のA~FをFacebookにてどれがいいか?
「善福克枝らしいって、どれだろう?」
ということで、問いかけてみたところ
たくさんの意見、コメントをもらいました。
ブログを読んでいるみなさんで、お会いしたことがある方。
ブログを読むことをとおして、ぜんぷくってこんな人。
というイメージをお持ちの方は、どれを選ぶのでしょう?
この「善福克枝って、どんなだろう?」と
曖昧な質問を投げかけてみたのには、理由がありました。
もし、この6枚がお客さまの写真であれば、
私が選ぶ写真、選ぶ理由は、師匠の教えの元
説明することができるのです。
いつも、当たり前に行なっている
「こういう理由、こういう観点」で
お客さまの写真を選んでいる。
その観点を確かめたく、あえて曖昧な質問で
自分が意図している写真がどう捉えられいるのか
確認をしてみました。
ひとつ、個人的な主観(自分の好み)で選んだ写真。
Facebook上では、投票数0という結果に。
私は、自分で好きな写真は、実は、Dでした。
でも、この個人的な趣味で選んだ写真は、
ものの見事に、だれからも選ばれないという面白い現象。
私の中では、仕事でお客さまの写真として撮ったなら
CかFを選ぶかなぁという観点でいました。
ただ、最後は自分の写真ということで、本当に迷って、、、
昨日、写真スタジオのマネージャーにも相談して
最終の決定をしました。
それが、Cです。
次のブログでは、どうして、Cなのか。
について、お話しをしたいと思います。