ただ撮る。カメラがわからないまま撮る。
(※逆光=撮りたいものより後ろ側が明るい状態)
まずは、撮ってみましょう。
すると、こんな感じ。
【A】そのまま撮ったら暗くなった。

<理由>
◎撮りたいものより、後ろの窓の方が明るいということ。
◎撮りたいものより、窓の面積の方が広い=明るい部分が広い。
(写真に明るい部分が多いとカメラが明るすぎると判断して暗く写そうとする)
こんな時に、素敵な写真にする機能として
露出補正(ろしゅつほせい)
というものがあります。
写真の写り方を
明るくしたり、暗くしたり
と自分の表現に合わせて
調整することができる機能です。
一般的には、明るく調整することの方が多いのですが、
☆どうして明るくするのか
☆どうして暗くするのか
を知っていると、
「○○だから、明るくしよう」
「○○だから、暗くしよう」
と選べるようになれます。
そうして、撮ったのがこちら。
機能をひとつ覚えると、あなたに感動が訪れる。
【B】明るく撮れました!

ここまでは、数時間のフォトレッスンで
できるようになります。
すご~い!キレイに撮れた~♪
カメラの機能ひとつでこんなに変わるんだ!
と最も感動する機能かな。
でも、あなたのお仕事やサービスが
「誰かの役に立つとうれしい!」
といったものであるなら、
たとえば、こんなふうに撮れるところを
目指してみてください。
お客さまに喜ばれる瞬間を思い浮かべる
【C】誰かが喜んでくれる瞬間を考えて撮った!
せっかく写真を撮るのなら、
写真でご自身のサービスを伝えることを通して
プロの視点を磨くこと。
写真を視るチカラを通して、
お客さまが喜ぶことは何か。
誰かの役に立てることは何か。
という視点も磨いて欲しいなぁ~と思います。
【A】【B】【C】の違いって?
もう一度、3つの写真を並べてみますね。
【A】 【B】 【C】



【A】なんとなく撮った(・・・)
【B】うまく撮れた(自分目線)
【C】配慮して撮った(相手目線)
最近のデジタルカメラやレンズは性能がいいので、
あなたが今、まったくカメラのことがわからなくても
真新しいカメラを手にしても
【A】と【B】は、すぐに撮れます。
【C】を撮るとすると、
1)写真を視ることができ、
2)お客さまにとってよりよい所が分かりやすくなるよう配慮し、
3)それを写真として表現するにはどうしたらいいのかを考え、
4)それを表現するために写真を撮り、お伝えすることができる
というプロセスがあります。
あ、難しく感じましたか?
簡単に要約すると、
「こう伝えるのが最善」と伝え方にこだわり、
どうしたらそんなふうに撮れるかなを考え、
ベストショットが出るまで撮る。
さらに簡単に要約すると、
影がもう少し薄まった方が、
プリザーブドの美しさで満ちあふれた写真になるかな
↓
↓
影を薄める
↓
↓
ベストショットが出るまで撮る
結果だけでなく、プロセスも大切。
プロセスに問われるものは?
プロセスに問われるものは?
影が意図するものがあるのなら、【B】でいい。
【B】でもいいじゃん。 と
【C】を撮りました。
には、さりげなくて、決定的な差があります。
なんとなく明るくキレイに撮れてるから
【B】でいいんじゃない?
っていうのは、
お仕事やサービスに置き換えてみると、
なんとなくそれっぽく見えてるから
お金もらってもいいんじゃない?
っていう感じ。
主役であるプリザーブドのバラ(サービス)を
できるかぎりお客さまにわかりやすくお見せする。
その魅力をシンプルにお伝えしたい。
とする時、この影は必要か?
そう考えて、影を薄めるということをして撮ったものが
【C】ということになります。
前述の1)~4)のプロセスがあるかないか。
このプロセスが「配慮」「気配り」「おもてなし」に
つながる要素です。
写真を視るチカラ、撮るチカラによって育まれるのは
あなたのお仕事やサービスを
よりよい状態でお客さまへお届けしようと考える
あり方であり
配慮であり
気配りであり
おもてなしである。
写真には、思いが写るから。
だから、その思いが写る写真を
視るコツ(視覚が与える効果)を知って、
撮るコツ(撮りたいように撮る)を学ぶと、
自然とお客さまによりよいことを考える視点を
身につけていくことに繋がり、表現することとなります。