中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

中学受験は、人生で初めての本格的な戦い。
もちろん勝ちたい。でも勝てる人の方が少ない戦い。
小さな戦士達が受験界の入り口で涙するのがこの戦い。
でも立派に戦い抜いた子供達には、素晴らしい未来が拓けていくのが、この戦いの素晴らしさ。


大学受験は厳しい世界。本当に厳しい世界。人生を賭けた戦いだから。
私は厳しく戦い抜ける本物のファイターを育成していく。
人生そのものを戦い抜ける気持ちも。

受験生の諸君、この夏に実力を付けようと考えている人は少なくない。

数学に関しても、この夏で基礎の見直しを終えて、土台を完成させたいと思っている人も多いだろう。

 

そして、壮大な計画に着手する。「チャートを全部復習しよう!」

 

考え方としては悪くはないと思うんだよね。実戦期に得点力を大きく上げていきたいから、ここで総復習をしておくことはとっても重要ないことなんだけど。

 

どこから復習するんだろう?また、数Ⅰの因数分解から始めるのだろうか?

それは今までにも何回おんなじことを繰り返しただろう?そして挫折したことだろう。もしかすると、あなたは数Ⅰだけはプロ級じゃないかな。

歴史でもさ、最初から何度もやろうとして繰り返して、猿人についてはプロ級に知識があって、絵も綺麗に描けるなんて人もいるだろう。結局、幾度も挫折してまた振り出しに戻ってしまう。

 

この夏に復習するのであれば、提案をしたい。「優先順位をはっきりと付けた上での復習計画を立てる」

 

高校3年生の中には、数Ⅲを苦手にしている人も多いだろう。それは数Ⅲに原因があるかもしれないのだけれども、多くの場合は数Ⅱが不安定だから、それが数Ⅲの学習に波及していることが原因。

いろいろな状態にいろいろな原因があるのだけれども、それを分析した上で夏休みに臨みたい。

 

みんな、夏休みに学力を伸ばしたいと思っているだろうし、伸びを実感したいとも思っているはず。実感できれば、それが自信に繋がり、秋以降の好循環にも繋がる。

総復習ではなく、重点復習という考え方もある。それが伸長して総復習になればいいので。

 

とにかく、頑張っていきたいね。頑張ろう。

 

いくた

 

久しぶりの記事です。ギリギリ生きています。

 

今年度の私立医学部の入試日程が概ね決定しました。

今年の日程はとてつもない過密日程です。

例年であれば、共通テストの2日後から、連日日程で私立医学部の入試が続いていました。

ところが、今年度は殆どの大学が二月に移動となり、同日に重なっているものも多くなりました。

この影響で、併願可能な大学数は減少します。

 

ということは、乱れ撃ちが出来なくなるので、昨年度までよりも受験戦略が重要となります。

同日日程のどこの大学に受験生が集中しやすくなるのかも考えないといけません。何となく出願すると、予想外の結果となることも十分に考えられます。

 

逆にしっかりとした戦略をもって臨めば、有利になる局面も多くなるでしょう。

 

 



いくた

 

数学という科目は、本当に重厚長大な科目で、多くの受験生を地獄に突き落とす科目です。

受験数学に幾度も挑戦して、そして打ち破れてきた受験生に送るアドバイスを書きます。

 

まず、チャートやフォーカスゴールドといった網羅型問題集(私はこれを電話帳と呼んでいます)の使い方に関して注意しておきたいと思います。

数学が苦手な受験生は”とにかく電話帳で復習してこれを制覇しよう”と何度も考えるはずです。

電話帳だけ出来れば・・・

電話帳だけ全問暗記すれば・・・

電話帳に集中すれば・・・

 

何度もそのように考えて、そして挫折してきたのが、数学という名の苦悩の歴史でしょう。

 

数学が得意な人は言います。”電話帳を制覇しておけば、数学は楽に出来るよ”

その言葉を鵜呑みにして、頑張ってきたけれど・・・。全部頑張ったつもりが殆ど忘れてしまって、結局時間の無駄だった・・・私が何度も受験生から聞いた言葉です。

 

実は数学が得意な生徒と苦手な生徒は、数学を捉える構造が異なっています。

 

受験数学は所詮は暗記物です。電話帳を暗記してしまえば大丈夫ではあります。しかし、数学は暗記教科だが、丸暗記教科ではないのですよね。理解を伴った暗記というか、意味合いを正しくとらえないといけないというか。


数学が得意な生徒は、そういった暗記数学に必要とされる補完的要素を自動的に会得できるのです。無意識のうちに出来てしまうので、理解とか思考とかそういった感情もなく、ただ暗記している気持ちにしかなりません。だから、数学が得意な人にとっては、電話帳を暗記することで、もう数学の多くの作業は終了してしまうのです。

 

ところが、数学が苦手な生徒はそういうことにはなりません。ただ丸暗記をすれば、少し問題表現を変えただけで知識の適用ができなくなってしまいます。丸暗記ではすっかりと忘却されて、丸暗記はただの丸忘れになってしまうことになります。

穴のないように、網羅しようとした結果、穴だらけになってしまうのです。

 

じゃあ、どうすればいいのか・・・。逆に網羅という思考から転換してしまった方がよいと思います。

もっと問題数を絞って、穴だらけでもいいという思考で臨んだ方がベターな選択になると思います。そうです。もうチャートは捨ててしまいましょうか。

全部やるのではなく、絶対にこれだけは出来るようにする・・・といった思考を持つ方がいいと思っています。

 

例えばなのですが、上のこの問題集。昔からある有名なものですが、タイトルが”10日あればいい”

さすがに、200問くらいはあるので、10日では終わりませんが。

数1A2Bとベクトルまでが収録されていて、めちゃくちゃ薄い。チャートのような厚みで心理的圧迫を感じることもありません。電車の中でちょっと広げることもできます。

そして、これくらいの量であれば完遂できるんじゃないかと思います。

 

数学の勉強方法に関しては、数学が得意な友達を参考にしてはいけない。

 

いくた