昨年末、新社屋を購入したことをブログにもちらっと書きました。
引っ越しも無事に終わり、昨日は事務所開きのご祈祷でした!
もともとは学習塾だったこちらの物件。数か月かけて少しずつ手を入れ、明るく心地よいオフィスへと生まれ変わりました。
これまで縫製事業部と発送部は別々の場所にあったのですが、今回オフィスが広くなったおかげで、念願だった統合が叶いました♡
布の仕入れから、裁断・縫製、オンラインショップへの掲載、受注、そして発送まで。
これまで別々の場所で行っていた工程が、ひとつのオフィスの中でつながります。プティラドゥの商品が、お客様のもとへ届くまでの流れを、すべてのスタッフが同じ場所で見渡せるようになりました♡
一階は縫製部。布の裁断や縫製など、ものづくりの現場です。
そして二階は、ネットショップ運営や事務作業、発送業務を行う部署。
せっかくなので、今日は新社屋のルームツアーをしてみたいと思います♡
まずは1階から!
入ってすぐは、プレスルームです。
大きな業務用アイロンが天井から吊り下がっていて、さまざまな生地を美しく仕上げることができます♡
縫い上がった商品はもちろん、生地の段階でもしっかりとプレスをかけることで、仕上がりの美しさがぐんと変わる大切な工程です。
家庭用のアイロンとは迫力がまるで違い、初めて見る方はきっと驚くはず。天井から吊り下がっているので重さを感じにくく、大きな布もスムーズにアイロンをかけることができます。
プティラドゥの商品たちも、このプレスルームでピシッと整えられて、お客様のもとへ旅立っていきます♡
プレスルームの向かいは、パターンルームです。
ここは、お洋服や布製品の設計図となる「パターン」を作るためのお部屋。パジャマやルームウェア、リネンドレス、エプロンなど、さまざまなアイテムのパターンがここで生まれます。
パターン制作には大きな紙を広げて作業するため、広々とした作業台が欠かせません。線を引き、寸法を確認し、何度も微調整を重ねながら形を作っていく、とても大切な工程です。
どんなに素敵な生地を使っても、パターンが良くなければ着心地のいいお洋服にはなりません。商品の美しさや着心地の良さは、実はこのお部屋から始まっているのです♡
その隣は、ミーティングルームです。
スタッフ同士で打ち合わせをしたり、オンラインミーティングをしたり。少し静かな環境で集中したいときに使うお部屋です。お昼休憩のときには、ここでゆっくりご飯を食べることもできます。
うちの会社には保険事業部もあるので、たまに常務がここで保険のお仕事をしていることも。
さらに進むと、裁断ルームです。
ここには大きな裁断機があり、生地をパターンに合わせて正確に裁断していきます。
どんな商品も、まずは一枚の布から始まります。
パジャマやルームウェア、布ナプキンなど、たくさんの商品たちの第一歩がこのお部屋。
ロール状の生地が並ぶ様子は、ものづくりの現場ならではの光景です。とはいえ、扱う生地の量はこのお部屋だけでは収まりきりません。
入りきらない生地は別の倉庫に保管してあり、必要に応じてこちらへ運びながら作業を進めています。
そして一番奥にあるのが、縫製ルームです。
今回の引っ越しでは、スタッフのみなさんがミシンを運ぶのにとても苦労したそうです!家庭用ミシンとは違い、工業用ミシンはとても大きくて重たいものばかり。
お部屋の中には、用途に合わせたさまざまな種類のミシンが並んでいます。まっすぐ縫うミシン、端の処理をするミシン、特殊な加工をするミシン。ミシンの音が心地よく響き、プティラドゥの商品たちは、すべてこの縫製室で一つひとつ丁寧に縫い上げられています。ものづくりの中心ともいえる、私の大好きなお部屋です♡
家庭用の電力ではなく特殊な電力工事をしなくてはならないため、エネルギーも資金もたくさんかかりました。笑
各お部屋には大きなホワイトボードもあり、誰が今どの仕事を担当しているのか、どこまで進んでいるのかが、一目で分かるようになっています。
縫製、裁断、発送、商品制作。
ものづくりの現場はたくさんの工程が同時に動いているので、情報をみんなで共有できることはとても大切です。
階段を上がった二階の廊下は、スタッフが自由に使える共有スペースです。
ちょっと場所を変えて仕事をしたいとき、集中して作業したいとき、気分転換をしたいとき。思い思いに過ごせる場所です。もちろん休憩スペースとして使うのもOK♡
窓から光が入るのでとても明るく、ちょっと一息つくにも気持ちのいい空間になりました。
そしてこちらが、広報ルームです。
広報部のスタッフ2名と、社長のデスクもこのお部屋にあります。
SNS、オンラインショップの更新、撮影の準備や企画づくりなど、外へ向けて発信する仕事の多くはここから生まれています。
カメラや照明などの撮影機材もすべてこのお部屋に集約しました。新商品の撮影をしたり、資料を作ったり。
社長のデスク周りだけ、異質です…😅
そしてこちらが、発送ルームです。
オンラインショップでご注文いただいた商品は、すべてここで梱包され、お客様のもとへ発送されます。
今回の新社屋では、全てのお部屋で、棚や引き出し、デスクをすべてオーダーメイドで作りました!
こちらのお部屋も、実際に毎日作業するスタッフの意見を聞きながら、作業台の高さや収納の配置も細かく調整。
「取り出しやすいこと」「見やすいこと」「作業しやすいこと」を大切にしながら、一つひとつ形にしていきました。
布ナプキンやノート、スタンプなどの商品も、どこに何があるのか一目で分かるよう、見やすく可愛らしく収納されています♡
奥の梱包スペースにある作業テーブルは、昇降式になっています。発送作業は立って行うこともあれば、座ってじっくり行うこともあります。
スタッフ一人ひとりの身長や作業内容に合わせて高さを変えられるので、身体への負担も少なく、とても使いやすいそうです。
布ナプキンなども、可愛く見やすく、作業しやすい引き出しへ!
布ナプキンは、抗菌素材のファブリック「ミューファン」で包み、大切に保管しています。
「ますます作業しやすくなった!」と発送スタッフも喜んでくれていて、その言葉が私もとても嬉しかったです♡
最後にご紹介するのは、総務部・経理部・管理部ルームです。
会社全体を支えるメンバーが働いている場所で、受注管理などもこちらのお部屋で行っています。お客様からいただいたご注文の確認や管理、経理業務、各種事務手続きなど、一見すると表からは見えにくい仕事かもしれません。
けれど、こうした業務がしっかりと機能しているからこそ、商品づくりも発送もスムーズに進み、お客様へ安心して商品をお届けすることができます。
常務のデスクの後ろには、プティラドゥとラデスペリテの商品、そしてこれまで出版してきた書籍を飾る棚も設置しました。
ブランドの、小さな展示スペースのような場所です♡
以上、新社屋のルームツアーでした!
あとは、大きな大きな刺繍機専用の別室を外に建設予定です。
(大きすぎて、中に入らないため😂)
ちなみに、私の部屋はありません。なぜなら私は100%自宅で仕事をしていて、会社には全く行かないから。
コロナ禍で始まったことではなく、「リモートワーク」という言葉が世の中に広がるずっと以前から。
このオフィスも、社長が作ってくれました。私は昨年物件を購入時に一度見てから(社長が決めた)改装にも引っ越しにも一切関わっておらず、つい先日、すべてが完成してから半年ぶりに中へ入ったくらいです。
この光景を見ながら、この仕事を一人でやっていた頃のことを思い出していました。
家事と育児と仕事で、毎日がカオスだったあの頃。
シングルマザーで、寝る時間も惜しみながら作業していた日々。
好きなことをして、事業はどんどん大きくなっていきました。けれどその一方で、お客様が増え、売上が増えるほど、「やらなければいけないこと」もどんどん増えていく。
もちろん、ちゃんとやりたい。
でも、できない。ていうか、やりたくない。
経理も、管理も、受注も、在庫管理も、
私には向いていないことがたくさんありました。
でも、世界観と理想だけは人一倍高い。
だから当時の私は、何度も願っていました。
「私がいなくても会社が回りますように」
「誰かが完璧に可愛くやってくれますように」
「私は100%、好きなことだけをやっていられますように」
「ゴロゴロしながらザクザク稼いでいられますように」
と。
今思えば、なんとも身勝手で無責任な願いです。
でも私は、そう願うことを自分にゆるしました。
「素晴らしいチームを私にください」
そんなことを、ずっと願っていました。
でも、私はチームを作る努力すらしたくなかった。
人を採用することも、育てることも、組織を作ることも。
もちろん大切なことだとは分かっている。
けれど、私がしたいことではありませんでした。
だから私は、それすら手放しました。
つまり、「社長業」を丸投げすることをゆるしました。
(言い換えれば、そんなダメな自分をゆるすこと、それが私の最大の努力でした。)
気づけば、本当に素晴らしいチームができていました。
縫製をしてくれる人。
発送をしてくれる人。
受注を管理してくれる人。
経理をしてくれる人。
在庫を管理してくれる人。
私以上にお客様のために考え、動き、支えてくれる人たち。
今回の新社屋を見ながら改めて思ったのです。
ああ、この人たちがいたからここまで来られたんだな、と。
心から社長と、この会社を支えてくれているスタッフのみなさんに感謝しています。
私は、可愛い世界を作りっぱなしでいい。
売りっぱなしでいい。
あの頃の私が願っていた
「ゴロゴロしながらザクザク稼げますように」
ますますステージを変えて
叶い続けているような気がします。
私一人では絶対に見られなかった景色を、みんなに見せてもらっています♡
無事に事務所開きのご祈祷もしていただきました!
いつもお世話になっている櫛引八幡宮の宮司さんにお越しいただき、新しいオフィスの門出を見守っていただきました。
ご祈祷の後に、
「前回は2019年に縫製工場の事務所開きでしたね。まだ平成でしたね。」
と言われて、思わず「そうかぁ」としみじみ。
いつも、「次はこんなふうに展開するぞ! 」と思わなくても、勝手に自然にひらけていきます。
不思議です。神様のおかげです。
いつもお導きくださり、ありがとうございます。
この場所で働くみんなが心地よく過ごせますように。
この場所から生まれる商品やサービスが、たくさんの方の幸せにつながりますように。
これからもたくさんの「可愛い♡」と「心地いい♡」をお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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