映画「廃用身」について少し |      生きる稽古 死ぬ稽古

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少し前に「爆弾」という映画を観て

(あれ?ブログに書いたつもりだけど、ないみたい😅)

その映画に出ていた

染谷将太

という俳優の演技に惹かれました。


今回の映画「廃用身」は

その染谷将太を観ようということで

映画館に足を運びました。



やはり彼はよかった。

彼でなければできない

というような役でした。


2年前に観た↓「プラン75」という映画と

その後で観た「ロストケア」という映画と

(これまたブログに書いたつもりが‥ない😅)

そして今回の「廃用身」を含めて

高齢化社会を扱った映画の三部作なのではないか?

と感じました。

廃用身という言葉は

今回初めて知りました。

これは身体の麻痺などによって

まったく動かなくなってしまった手や足

のことをいうのだそうです。





人間の体の腕や足は重いです。

使用不可だけれども重い手足、

その廃用身を切断してしまって

残っている体の機能を使って

有意義に生活することはできないか?


というプランがこの映画の中に出てきます。

とても重くて苦しいテーマです。


体外受精や

臓器移植など

人間の体についての問題は

いろんな考えがあるところです。


簡単にいいとか悪いとか

結論は出せません。


この廃用身の切断

という問題も

簡単に賛否が出るようなことではないでしょう。


とても重くて苦しいテーマです。

(2回言います)

が、映画を観終わった後に感じたのは

その問題以上に

高齢者介護にまつわる心模様

人間の心の複雑さ

そして汚さ、弱さ、辛さ

考えを伝えることのむずかしさ

などが

この映画のキモなのではないか?

と思ったのでした。


そしてマスコミ報道のあり方も

相変わらず、まぁ相変わらずで

大いに考えさせられるところです。


なんとも歯切れの悪いところで

映画は終わりますが

それこそがリアルであるということなのでしょう。


観てよかったといえる映画でした。